どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】かっぱえびせん フレンチサラダ味 です!!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
基本データ
まずは基本データから。
商品名 | かっぱえびせん フレンチサラダ味 |
製造者 | カルビー株式会社 |
名称 | スナック菓子 |
内容量 | 70g |
原材料 | 小麦粉、植物油、でん粉、えび、砂糖、食塩、デキストリン、粉末加工油脂、ぶどう糖、ガーリックパウダー、粉末酢(りんご含む)、パセリ、ブラックペッパー、オニオン、酸味料、調味料(アミノ酸等)、膨張剤、リン酸三カルシウム、カゼインナトリウム(乳由来)、甘味料(甘草、ステビア)、香料、香辛料抽出物 |
賞味期限 | 製造日から4ヶ月 |
発売日 | ー(2016年8月下旬に終売) |
発売エリア | 全国 |
価格 |
NPP |
商品コンセプト・説明 | やめられない、とまらない!おいしさのかっぱえびせんです。ほどよい酸味が特徴のフレンチサラダ味のかっぱえびせんです。りんご酢とホワイトビネガーの爽やかな香りと後引く酸味が楽しめます。パセリをトッピングし見た目にも緑が鮮やかで、食欲をそそります。 |
備考 | 期間限定発売 |
商品キーワード
かっぱえびせん、フレンチサラダ、期間限定
やはりここで注目すべきは、「かっぱえびせん」「フレンチサラダ」というポイントですね!
かっぱえびせんはカルビーの人気シリーズですが、エビベースの味付けにして色々なフレーバーを足した期間限定商品の発売が活発ですね。中でもこの商品は以前より人気のフレーバーです。以前からあるフレーバーで何度目かの再発売なので、【期間限定】というより、【リバイバル】の方がよりわかりやすいかもしれませんね。
しかし【期間限定】 の方が、もう食べられない感じがしてよりプレミア感がありますからね。急いで買わなきゃ!という感じもありますし。
本当、私みたいな新しい商品チェックしてる人たちが一番メーカーの戦略にハマってると思います。笑 まぁ企画開発在職時はもちろん新商品チェックも仕事のうちでしたが…。
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | |
購入日 | 2016/09/-- |
購入価格 | ¥ |
家族購入のためまたしてもデータなしです、すいません。
しかし、こうやって実際に期間限定商品を買うかどうか、というのは本当に消費者によって全く違うと思います。できるだけ新商品を優先して試す人から、「私は絶対にレギュラーしか買わない!」という人もいますからね。こちらの商品はリバイバル品なので、もう半分定番みたいなものですが…。
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
↓パッケージ表
イエロー&ライムグリーンの縦のストライプがスタイリッシュな、目を惹くパッケージです。ストライプ効果でパッケージも細見えして見えますね!スナックのパッケージは爽やかを押したものも少なくないですが、この縦ストライプはかなり印象的ですね。
サラダドレッシングをフレーバーに起用するからには、やはり女性に向けてのアピールは欠かせません。「サラダ」「期間限定」という女性が気になるキーワード、「爽やかでスタイリッシュなパッケージ、色の明るさも重要なポイントですね。
その中央にあるかっぱえびせんのトレードマーク。エビのイラストの存在感もありますし、下にあるピンクのラインもターゲットである女性にアピールできますね。
↓パッケージ裏
左半分が商品説明スペース、右半分が裏面での必要情報。表には書いてありませんが、裏面には「通常かっぱえびせんよりも生地を細くしてある」との記述がありますね。左側にイラストや色が集中しているので、自然とそちらに目が行きます。
↓原材料表示部分拡大
注目すべきポイントは今回はそんなに見当たらないですが、原材料「えび」とある部分ですね!
「かっぱえびせん」シリーズでは、えび粉末を仕入れているのではなくエビをそのまま練りこんで使用しているようですね。(公式サイトより)エビ粉末を使ったお菓子はエビを素材にしたお菓子ではよくあるのですが、こちらは粉末でなくエビそのものを仕入れて使っているみたい。さらに、エビも何種類もブレンドしているとのこと。エビを効かせたお菓子だけに、やはりこだわりがしっかりしていますね。
フレンチサラダ味の味付けですが、甘味料のステビアや甘草、という記述もありますし外部に依頼したフレンチサラダシーズニングを使っているのかな。酸味は粉末酢と酸味料(具体的には原材料表示からは分からないですが…)で出しているようです。
トレイ
なし。
包装
個包装はなし。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
↓商品アップ
〈外観(見た目・サイズ)〉
パッケージに書いてある通り、通常のかっぱえびせんよりも生地が細目で繊細な印象です。私はつかみ取りして食べるか、2、3本一気食いが基本ですがね!
パセリを彩りに散らしてありますが、やや少ないと感じますね。しかし、仮に多過ぎたりしても結局皆さまのお手元に届く頃にはパッケージの裏側にへばりついている事も。←
このバランスが価格と見た目の折り合いのちょうどいいところだったのでしようね。
〈味・香り・食感〉
やや酸味を感じるような、爽やかさを感じられる香りづけがされています。食感は通常よりも細い分ソフトで、食べごたえがあるというよりもサクサク軽く食べられる感じでしょうか。
食べた時の音の感じも、通常が「カリカリ、ポリポリ」と言う感じですが、こちらは細いので「サク、カリカリ」というような音がします。細さが違うので、噛みごたえも違いますね。細い分、少し通常よりも1本1本がつかみづらい印象もあります。私はやはりガッと掴んで口に突っ込むか2、3本ガバッと一気食いがおいしいと思います。←
やめられない、とまらない!はやはり伊達でなく、本当に手が止まらなくなるバランスの良い味付けですね。
どちらかと言えば女性に向けた商品ですが、我が家では男性や小さな子どもからも評判良く、適度な酸味で人を選ばないようです。商品説明にあるように、ワインビネガーとりんご酢の併用でバランスの良いカドがない酸味だからでしょう。
この味のバランスこそ、人気のフレーバーたるゆえんでしょうね。
関連商品
「カルビー」×「サラダ味」の商品、どれも定番人気で評判が良いですよね。他の定番シリーズ「ポテトチップス」「じゃがりこ」でも人気のフレーバーです。
ちなみにもうかなりメジャーになっているようですが、スナック・米菓の分野で言われている「サラダ味」とは「サラダ油(オイル掛け)と味塩による味付け」の事を言います。
要は「うま塩味」ですね。その当時の菓子業界のトレンドの一つに「サラダ」と言うのがあったんだとか。ここでいう「サラダ味」の味付けは単に塩をかけたのではなく、各社で塩以外に旨味調味料や香辛料で独自に風味づけされたものです。
ポテチでもまったく同じフレンチサラダフレーバーの展開が。まさかこのかっぱえびせんとまったく同じシーズニング…?(可能性もありますが、それぞれの生地タイプに合わせて微調整されている事でしょう)一時休売していたようですが、発売再開したとのこと。
じゃがりこ一番人気の商品はやはりこれですね!しかし私は頑なにチーズ派です。笑 ←どうだっていい情報。
こちらは「サラダ」商品の中でも野菜のある方のサラダをイメージした商品ですね。生地に野菜の練り込みがあります。
レギュラーのかっぱえびせん。何度もパッケージを変えつつ、ブランドとして長く愛されてますよね。1歳からのかっぱえびせんも実はおいしいです。
他社、他ブランドの競合商品
スナック、米菓の分野ではエビは超人気フレーバー。えび塩、白エビ、エビカレーなど。
生地に練りこんで容易にエビのフレーバーが出る&スナック・米菓の生地と相性がいいので多数の商品が発売されていますね。
〈同ジャンル菓子〉スナック
上記「関連商品」項目参照。
〈別ジャンル菓子〉米菓
やはり探すと出てくるのはスナック以外では米菓ばかりですね。スナックよりも米菓の方が種類もレギュラーとなっている商品も多いです。
↓プチ えび(ブルボン)
ブルボンの人気ブランド「プチ」シリーズより。プチシリーズはクッキーから米菓まで、統一パッケージでたジャンルのお菓子が楽しめる人気シリーズ。このえびせんもかわいらしい一口サイズ。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★☆☆女性向けのかわいらしさあり |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★☆☆エビと酸味のバランス◎ |
総合評価 | ★★★☆☆新規性低いが良品 |
人気フレーバーだけあって、手が止まらない味わいです。
フレンチサラダということで、女性人気は確実でしょう。しっかりした「かっばえびせん」のベースがあるだけあって飽きのこない味のバランスは人気になるだけありますね。全体に普通評価ですが、 ベースありきの味変え商品である事、以前よりある商品ということでこの評価に。
しかし、かっばえびせん好きであればきっと満足できる味ですよ。
まとめ
人気の「かっばえびせん」シリーズ、中でも女性ウケの良さそうなこのフレンチサラダ味。以前から期間限定商品として導入されていたフレーバーという事で、毎回安定した人気が見込めるという事なのでしょうね。
エビとドレッシング風の酸味のバランスが絶妙な本商品、スナック好きの方や女性におすすめです。