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チョコレート

【期間限定】 バッカス(ロッテ)商品分析!2024年版 最新情報更新。発売60周年

どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。

本日のお菓子は、【期間限定】バッカス  です!!

2024年秋~2025年春版に情報を全面更新しました!(※以前のものは、カテゴリ「過去記事」に移動)
本ページで紹介している写真の商品は2024年10月~2025年2、3月頃までの期間限定です。

バッカス ロッテ

今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

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基本データ

まずは基本データから。

商品名バッカス
製造者株式会社 ロッテ
名称チョコレート
内容量10粒入
原材料砂糖(国内製造)、植物油脂、全粉乳、水あめ、ブランデー、カカオマス、乳糖、ココアバター/縫う家財(大豆由来)、香料、増粘剤(ブドウ糖多糖)、カラメル色素
原材料中に含まれるアレルギー物質(28品目中)乳成分・大豆
賞味期限 
発売日2024年10月8日(火)
発売エリア全国
価格オープン価格(想定小売価格259円前後(税込))
商品コンセプト・説明【発売60周年】バッカス
・ブランデーの中でも高級な芳醇な風味を誇るコニャックを、口どけまろやかなミルクチョコレートで包んだ、ひと粒タイプの大人の本格洋酒チョコレートです。※コニャック中60%(ブランデー中)
・1964年の発売から60年、多くのお客様に愛され続けてきたロングセラーのおいしさ。(ニュースリリースより)
備考新発売、期間限定(冬季限定)

ロッテの人気洋酒チョコ「バッカス」が期間限定で今年も新登場。

最新!2024年版 販売中

商品キーワード

新発売、期間限定、冬季限定、ロッテ、バッカス、チョコレート、洋酒チョコ、ロングセラー、発売60周年、コニャック60%(ブランデー中)、アルコール分3.2%

やはりここで注目すべきは、「発売60周年」「コニャック60%」というポイントですね!

総合菓子メーカー・「ロッテ」のロングセラー洋酒チョコとして、毎年秋から冬季限定発売される、こちらの「バッカス」。チョコレートが好きな人で見たことがない人はいないのではないか、というほど、定番商品としてスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどあらゆる店舗で導入率の高い商品です。

それもそのはず、「洋酒チョコ」の国内実売データより、2023年度までの実績で売り上げ2位を誇っているからです(※2024年度版には、ラミーには売上No.1の表記、バッカスには「発売60周年」の記載のみなので、2024年までの販売実績に変動があったのかもしれません。)

発売から2024年で60周年の歴史ある商品であり、洋酒チョコの代表格として現在も高い人気となっていることから単にロングセラーなだけではない、人気・実力の高さが伺えますね。

2024年秋には、関連商品として、自社コラボ「カスタードケーキ バッカス仕立て個売り」も同時発売されました。(→当サイトの記事はこちら。)

同社で一緒に発売している洋酒チョコ「ラミー」とともに2020年に大幅刷新が行われ、商品設計、パッケージデザインが大きく変更されました。消費者の声を基により食べやすく、美味しく改良が加えられました。

さて、この「バッカス」に使われている洋酒の種類は「ブランデー(果実を原料とした蒸留酒)」で、このうち「ブドウのブランデー」として芳醇な風味で非常に有名な「コニャック」を原料のブランデー中60%含み、これが洋酒の味わいの要となっています。(2020年の改良前は51%→改良後に60%にアップ!)

そして本ページで紹介する2024年版は、同社「ラミー」と一緒に行われた大幅刷新時の商品規格の基本はそのままに、パッケージデザインのみに若干の変更が施されています。マイナーチェンジですね。

↓要はこんな感じ。

「バッカスのリニューアル内容」

2019年以前ブランデー中のコニャック51%
2020年版(大幅アプデ)ブランデー中のコニャック60%(UP!)、
パッケージ刷新、
中包装変更(アルミ→ビニール包装&プラトレイ)、
内容量減少(12→10粒)
2021年版~2024年版パッケージ刷新(各年ごと)

人気の秘訣がどのような部分なのか…要チェックです!

製品購入データ

こんな場所で実際に購入しましたよー。

購入店舗 ドラッグストア
購入日2024/10/13(日)
購入価格¥198(税別)/¥213.84(税込)※税率8%
備考

今年もセットで販売されているラミーと隣り合って販売されていました!
スーパーやドラッグストアには、このラミーバッカス専用販促ボックスが設置されている店舗が多いですね。

2種類並んでいると、クリスマス感がありますね。今年もセット購入。

発売日当日やその数日後は専用のラミーバッカス特設ボックスのみしか入っていないお店が多かったですが、1週間ほどすると通常のチョコレート売り場にも陳列されるようになっていました。

購入金額は店舗によって違いますが、やはり年々販売価格が若干上がってますね。(食品の販売価格上昇は日本の情勢的に止む無し)

バッカスの買える場所

ラミー同様非常に販売店舗の多い商品なので、販売開始後からスーパー、ドラッグストア、コンビニ、各種販売店で気軽に買えるでしょう。

しかしシーズン限定品なので、特に暖かくなってきたり需要が増えたタイミングでは売り切れもあります。

ネットでの購入も可能なので、大量購入したい場合や販売終了間際などには、ネットで購入する方が探す手間がなく気軽に買えるでしょう。

製品チェック

パッケージ

それでは、パッケージから見ていきましょう!

↓全体デザイン

バッカス ロッテ

売り場配置での見え方のイメージはこちら。高級感のある濃いグリーンで大人っぽい印象。
前年に引き続ぎ、上のキャンペーン情報が売り場の陳列では目に入りやすいデザイン。

パッケージ(表)

バッカス ロッテ

濃い緑色と随所にゴールド印刷が施された、大人向けデザインのパッケージ

2024年版は以前の物とパッと見た印象は変わらず、しかし細部で変更が施されています。

パッと見てすぐわかる部分としては、以前は「売上No.2」となっていたところが「60TH ANNIVERSARY(60周年)」をゴールド印刷で黒背景に施し、リッチさや特別感を演出。

メーカー名や商品名の「Bacchus」をゴールド印刷、アルコールのボトルとグラスに入ったブランデーのイラストは変わらず。洋酒のチョコレートであることが一目でわかりますね。

また、パッケージカラーは「バッカス(緑)」と「ラミー(赤)」は補色の関係で、かつ大人向けを印象付ける上品な濃いカラーを使用しているので、陳列棚で大人層の目を惹く色合わせになっています。

キャッチフレーズは「芳醇ブランデーをチョコでとじ込めました」。ゴールド印刷の背景の上に書かれて、以前よりも目立つようになりました。

ちなみに、商品名である「Bacchus」(バッカス)ですが、実際にこの商品に使用されているのはブランデー(主にコニャック)。ではバッカスとは何かというと…「ローマ神話のワインの神」に由来しているようです。
同名(バッカスの名を冠したもの)には、ドイツ産ブドウの品種、料理店、会社名まで…この「ワインの神」にあやかったネーミングはたくさんあるようですね。

2018年に実施されたパッケージリニューアルから「売上第2位」と実売データによるランキング情報が入っていましたが、その代わりに今年は「発売60周年」を英語で表記したマークがゴールド印刷で入っています。

売上情報が入っていないので今までよりも「No.1(ラミー)」「No.2(バッカス)」商品としてのわかりやすい訴求力は若干落ちるかな、と思います。(発売60周年ももちろんロングセラーの証拠で記念すべきものだし特別感ありますが、ランキングのワンツーはより分かりやすい!)

パッケージ(裏)

バッカス ロッテ

裏面の上半分に商品情報と公式サイトの紹介。残りにパッケージ関連必要事項。

パッケージ(上下)

バッカス ロッテ
バッカス ロッテ

パッケージ上にシリーズ商品キャンペーン情報、パッケージ下にメーカー名・商品名の記載。
キャンペーン対象である「Rummyテリーヌ」、SNSでも話題になっていましたね。
2024年版もキャンペーン対象に。

また、ラミー同様、上部にも「洋酒使用/アルコール分3.2%」の注意喚起文あり。

パッケージ(側面)

バッカス ロッテ
バッカス ロッテ

片側にメーカー名・商品名、もう片側に賞味期限の印字。

よく見ると表パッケージからつながったデザインになっていて、緑の背景色がグラデーションになっている。

栄養成分表示拡大

バッカス ロッテ

1粒5.7gで、カロリーは29kcal。ひと箱だと、10粒・57.0g入りで、カロリーは290kcal。

ダイエットや健康の事を考えたら、一度に食べる量は7粒程度で抑えるのがベター。

原材料表示部分拡大

バッカス ロッテ

ここで注目すべきは原材料に「ブランデー」「水あめ」とある部分ですね!

最も多く含まれる原料は「砂糖(国内製造)」、次いで「植物油脂」、「全粉乳」と続きます。

砂糖と乳成分を多く含む、まろやかで甘めのチョコレートに仕上がっている事が予想できます。

油脂系には日本のチョコレートに多く使われる「植物油脂」が主体ではありますが、ココアバターも若干併用されており、くちどけの良さがアップ。

また、チョコレートにはあまり使われない「水あめ」「増粘剤」が使われていますが、これはブランデーソースの原料でしょう。

ブランデーと水あめを主体に、増粘剤で粘度調整がされています(砂糖も使われているかな)。

このフレーバー「ブランデー」の要となる原料は「ブランデー(コニャック60%)」ですね。

こちらの商品では、ブランデー中60%が高級ブランデーである「コニャック」(厳格な製造基準のある、フランス・コニャック地方原産の銘酒)となっています。

コニャックは芳醇さに定評があり、お菓子の原料として使う際も、香りや味が良くなるのはもちろん、消費者へのアピールポイントのひとつとなります。

添加物は「乳化剤」以下の4種。香料で香りを増強し、増粘剤で洋酒のソース部分のとろみをつけ、色素で色よく仕上げてあります。

包装

個包装もチェック。

外箱を開けたところ

バッカス ロッテ

外箱は上に押し上げて開けるタイプ。持ち上げると、切込みに沿って開けられる。(※写真では、中身は取り出し済み)

リッチタイプのチョコレートですが、箱の内側に印刷はなし。

↓個包装(表裏)

バッカス ロッテ
バッカス ロッテ

2020年版の大幅刷新時に変更されたビニール包装、最新版でも継続。Lの筆記体と「CHOCOLATE」の文字が入ったシンプルな茶色の包装。

商品実物

実際のお菓子がこちら。

包装を開けたところ

バッカス ロッテ

「OPEN」の切込みから開けられる。
上下どちらにも切り口があるので、右利き左利き両方に対応。

バッカス ロッテ

プラスチックトレイに10個入り。(大幅刷新時に紙→プラトレイに変更)

商品アップ(表裏)

バッカス ロッテ
バッカス ロッテ

明るめの茶色で丸みのあるフォルム。表面には「L」の筆記体の文字。

断面(割ってみたところ)

バッカス ロッテ

外側にチョコレートのシェル層、内側にブランデーソース入り。

〈外観(見た目・サイズ)〉

〈見た目〉

ソース入りのためやや厚みのある、オーソドックスなデザインの一粒チョコです。

トップ部分はラウンド形状でやわらかい印象、ボトム部分は横長の台形型。

表面には筆記体で、社名ロッテの英語頭文字である「L」の文字が入っています。(2020年の大幅刷新時に、刻印がLOTTE→Lに変更)
シンプルですね。

このようなセンターインタイプのチョコレートの特徴でもありますが、そのままの状態だと中に何が入っているかはわかりません。

半分にカットしてみると、チョコレートの空洞部分からトロッとした緩めのソースが出てきます。

(ひと口で食べることが多いのでなかなかカット断面を見る機会は少ないですが)ツヤのある見た目のソースが食欲をそそりますね。

ソースはブランデーを思わせる、ブラウンの色味です。

〈サイズ・重量〉

商品実測値(※繰り返し計測なし)

長さ(cm)長辺 2.75短辺 2.15高さ 1.14
重さ(g)5.7

ソースインタイプのためやや高さのある、一粒チョコタイプ

同じ洋酒チョコシリーズとして展開しているラミーの独特の形とは違い、オーソドックスです。
ソースインのモールド成型タイプなので、重さやサイズのばらつきは全くなしですね。
安定してます。

〈香り・食感・味〉

〈香り〉

ビニール包装を開けると、ふわっとミルクチョコレートの甘い香りと、洋酒の芳醇な濃い香りがします。

洋酒チョコレートは種類によってアルコールの香りが強めだったりしますが、バッカスはチョコもブランデーもどちらもしっかりと香りますね。

と言っても、どちらもカドのあるきつい感じではなく自然で、食欲をそそります。

チョコの香りは甘めながら、洋酒のほろ苦みのあるフルーティーな香りが入る事で大人向けのチョコレートらしさを感じさせます。

〈食感〉

ひと口噛むと、すぐに外側のシェル層がパキッと割れて、中の空洞部分に入っている洋酒ソースがとろりと口いっぱいに一気に広がります。

この外側の層は上側がやや薄いですが(LOTTEと書かれている方)、下の方のやや分厚くなっている方も含め、歯ごたえは非常にソフト。

冬チョコらしいソフト食感とくちどけの良さですね。冬は気温が低いためチョコレートが溶けづらくなるので、くちどけの良い(=溶けやすい)タイプのチョコレートの品質もよく、安定した供給が可能になります。

なめらかでスーッと溶けるくちどけの良いチョコレートは非常に舌触りや風味が良いので、人気も高いです。

そして中に入っているブランデーソースですが、これは実際水のようにサラサラなわけではなく、とろみ付けされています。

噛んだ直後舌に一気に広がって、ブランデーの風味をグッと瞬時に印象付けます。

しかしすぐに飲みこむほど水っぽくはないので、噛み続ける事でチョコレートとしっかり絡んで、2つの味のハーモニーもちゃんと楽しめます。(水っぽいと先にブランデーだけ口からなくなる!)

つまり、絶妙なとろみと量のブランデーソースが入っているというわけです。(ソースの適度な量も大事で、多すぎると口からあふれ、少ないとインパクト減る!)

実際食べてみてもそんなに粘度や量に意識行かないとは思いますが、意識して食べてみるとけっこう面白いですよ!(と思うのは一部の人間だけかもしれませんが…笑)

〈味〉

バッカス

芳醇なブランデーの風味とまろやかでコクのあるチョコレートのハーモニーが楽しめる、食べやすい洋酒チョコレートです。

口に入れると、ふわっと香るミルクチョコとブランデーの香りが一層濃くなり、ミルクチョコの甘いクリーミーな味わいを引き立てます。

噛んでソースが出てくると一転して一気に口にソースが広がり、ほろ苦く芳醇なブランデーの味。緩めのソースなので舌全体にしっかり広がり、ブランデーの風味を強く印象付けます。

しかし丸みのある嫌味のないアルコールの風味で、辛くはなくフルーティ

噛んでいくと舌に広がったソースとミルクチョコが混ざり合い、ブランデーの香りとほろ苦さ、チョコの甘みやフルーティさが複雑に合わさり、奥深い味わいに。

また、鼻に抜けるブランデーの風味も噛むごとに強く深くなっていき、存在感を増します。

さらに食べ進めると後味に向かってブランデーはゆっくり味が引いていき、代わりにミルクチョコのミルク感とコク感が強く感じられます。ブランデーはほんのりに変わりますが、しっかりチョコを引き立てていますね。

後味は非常にまろやかでクリーミー。

食べ終わりには、チョコの甘みとブランデーがほんのり残る、嫌味のない余韻があります。

アルコールがきついチョコレートだと後味の苦味が強く出る場合があり連食性が下がってしまいますが、バッカスはチョコ自体を引き立てるようにお酒の風味がちょっぴり残るようになっていて、次も食べたくなるようなバランスです。

アルコール風味が強めに出やすいセンターインのソース入りタイプでありながら、チョコもブランデーもケンカせず綺麗にまとまっていますね。

洋酒の風味もチョコレートの風味もどちらもしっかり楽しめるバランスで、飽きがこないのが毎年のリピーターをうんでいるポイントですね。

関連商品

ラミー (ロッテ)

…毎年バッカスと冬季限定で同時発売する、ロッテが誇る洋酒チョコレートの代表格。日本の洋酒チョコの販売量ナンバーワンの実力派。

※当サイト上の記事

カスタードケーキ バッカス仕立て個売り (ロッテ)

…2024年の新作。ロッテの代表的なロングセラービスケット「カスタードケーキ」シリーズに、同じく同社を代表する洋酒チョコ「バッカス」の発売60周年を記念したコラボアイテム。

洋酒を1.6%含有する大人向け商品。

※当サイト上の記事

他社、他ブランドの競合商品

「バッカス」は、日本の代表的な洋酒チョコの一つ。このセンターインタイプのチョコレートは「ボンボンショコラ」と呼ばれ、アルコールを入れたものでは「ウイスキーボンボン」が非常に有名です。

日本では近年の「大人向け」商品の流行に伴いチョコレートの分野でもアルコール入りの商品がさらに増えており、ライバルは増加中ですね。他社からも人気チョコブランドの派生品などとしてどんどん商品数が増加しています。

一方フレーバーの「ブランデー」は、洋酒チョコの風味付けとして定番人気のお酒です。ブドウを原料としたフルーティーな蒸留酒で、その香りや風味の良さから、チョコレートに限らず洋菓子の風味付けに重宝されています。

これらの洋酒は当然ながらアルコールを含有するため子どもや妊婦には勧めらせず、その分「大人向け」として差別化でき高級感や素材の良さをうたった商品が多く、高価格帯の冬チョコとしてはライバルの多い分野です。
ボンボンショコラに限らず、チョコレートやその他菓子のフレーバーとして広く採用されている人気&定番フレーバーですね。

〈同ジャンル菓子〉チョコレート

メルティーキッス くちどけラム&レーズン(明治)

明治の人気冬チョコブランド「メルティーキッス」より、大人向けとして発売されたラム酒入り生チョコ。スティック形状にスタイリッシュで華やかなパッケージデザインで、現代的な商品。

ブラッシュアップにより酒のキツさが軽減され、ビター寄りのきつすぎないラムレーズンチョコに。

当ページで紹介紹介している「ラミー」より後発ながら、似た系統の製品規格。味の系統は、メルティーキッスの方がカカオの苦み強め。

※当サイト上の記事

(独断と偏見による)製品評価

パッケージ評価★★★★★☆☆マイナーチェンジ。「60HT ANNIVERSARY(60周年)」の文字やキャッチフレーズ部分などのゴールド印刷や、深い緑グラデーションのパッケージで以前よりも大人っぽくリッチな印象のデザイン。(※売上No.2の表示は2024年版はなし)
製品評価(味・香り・食感・見た目)★★★★★★☆ブランデーとミルクチョコの味のバランス良く食べやすい。フルーティーでアルコールがキツ過ぎない万人受けタイプ。
総合評価★★★★★★☆ブランデー風味引き立つ、まろやかで芳醇な洋酒チョコ。もっと食べたくなる絶妙なミルクチョコとブランデーソースの配合。

絶妙なバランスで成り立った、ブランデーとミルクチョコの融合な一品です。

ロッテの冬季限定ロングセラー洋酒チョコレート「バッカス」

コニャックを中心としたブランデーの芳醇な香りとほろ苦さが甘いミルクチョコと合わさり、しっかりした洋酒の味わいながら普段お酒を飲まない人でも食べやすいバランスの味です。

下戸でも食べやすい洋酒チョコに仕上がっている要因は、「甘いチョコレートがしっかりと味をまとめてくれているから」でしょう。

一般的なお酒の風味を強調したアルコールチョコは、総じて「アルコールの香りが強く」「苦みが強く」「チョコレートも苦い」んですよね。

しかし、バッカスには甘くまろやかな風味のチョコレートが使われていて、ブランデーの風味がしっかり出つつもチョコレート自体の味もしっかりしている。だから、どちらの味もちゃんと楽しめます。

もちろん、洋酒の中でもフルーティで苦味が少なく芳醇なコニャックを中心にブレンドしてあるというのも重要なポイントです。

だからラミー同様、洋酒チョコの中でも買う人の間口が広く万人受けしやすい、さらにリピートしたくなるのですね。

下戸でも食べたくなる、何度も買いたくなるのは、チョコレートとしての完成度の高さがあるからこそ。

やはりロングセラー&洋酒チョコ売上2位(※2023年までのデータより)の実力は伊達じゃない…!
2024年版の洋酒チョコ売上2位がバッカスなのか他のチョコなのか、その部分はわからないですが、やっぱりこのチョコは本当に美味しいですね。

ブランデー風味効きつつも、ミルクチョコの味がしっかりしていて連食性高い商品なので、総合で★6つです。

私は普段このタイプのアルコール入りチョコ、嫌いではないのですが他のやつだと1個でギブアップなんですよね…後味が強烈に辛くて舌に残る!(下戸、辛いのも苦手です…)

しかし、バッカスはというと…食べ終わり後に苦味辛味を残さず、「ほんのり」香りやほろ苦さを残すのみなので、2個3個と食べやすいわけです。
(これでアルコール感が食べ終わり後も続くやつだと、2、3個目で口の中でめっちゃ辛くなります!)

ブランデーの風味しっかり!なのに後味まろやか、これはやっぱりロングセラーも頷けるなかなかのバランスですよ…!

また、2024年は前述の通り、自社コラボのフレーバーとして採用されるなど60周年を記念した商品が発売され、今後もさらにコラボなどたくさんの展開が期待できそうですね。

まとめ

ロッテの期間限定「バッカス」

やはりロングセラーと人気の高さに納得!な商品でしたね。チョコ好きも納得の後味の軽快さ、最高です。

まだ食べた事ない人は食べてみるべきだと思います…!洋酒チョコ売上2位(※2023年度まで表記あり)、2024年で発売60周年の間違いない美味しさです。

気になった方はぜひお試しを。

↓ネットでも購入可能!

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