ℹ️ 当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

チョコレート 菓子 過去記事

※過去記事 【期間限定】バッカス(ロッテ)商品分析![2019年版] リニューアル前商品

※こちらの記事は、最新記事「【期間限定】バッカス(ロッテ)商品分析!」の内容更新に伴い移動させた、過去記事です。

こちらのページの情報が、当時のデータを参照する際のご参考になれば幸いです。

最新の情報は、こちらの記事にてどうぞ。

※初回公開: 2019/10/17

※更新: 2021/10/28 (2021年版情報を追記)

追記情報以外の全情報と写真は、2019年版(2019年秋~2020年春頃まで販売)のものです。

どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。

本日のお菓子は、【期間限定】バッカス  です!!

バッカス

今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

※関連記事

「バッカス」の最新記事はこちら。

基本データ

まずは基本データから。

商品名バッカス
製造者株式会社 ロッテ
名称チョコレート
内容量12粒入り
原材料砂糖、全粉乳、植物油脂、カカオマス、ブランデー(コニャック51%)、ココアバター、水あめ、乳糖/乳化剤(大豆由来)、香料、増粘剤(ブドウ糖多糖)、カラメル色素
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中)乳成分・大豆
賞味期限 
発売日2019年9月24日(火)
発売エリア全国
価格想定小売価格 200円前後(税抜)
商品コンセプト・説明・芳醇な香りのコニャック(コニャック51%(ブランデー中))を包んだ、一粒タイプのチョコレート。パートナーと過ごす大切なひとときにもお勧めです。
『バッカス』(1964年発売)は、洋酒チョコのロングセラー商品です。
・パッケージに洋酒チョコ売上第1位・第2位をわかりやすく記載しています。(※インテージSRI 洋酒チョコレート市場 2014年6月~2019年5月累計 ブランド別販売金額)
・冬季限定で、2月頃までの販売です。(ニュースリリースより)
備考新発売、期間限定、冬季限定

ロッテの人気冬チョコ「バッカス」が期間限定で新登場。

↓こちらは2022年版「バッカス」。

ロッテ バッカス 10粒×10入(10月中旬頃入荷予定)

商品キーワード

新発売、期間限定、冬季限定、ロッテ、バッカス、チョコレート、洋酒チョコ、ロングセラー、洋酒チョコ売上第2位、コニャック、アルコール分3.2%

やはりここで注目すべきは、「洋酒チョコ売上第2位」「コニャック」というポイントですね!

ロッテロングセラー洋酒チョコとして、毎年秋から冬季限定発売される、こちらの「バッカス」。チョコレートが好きな人で見たことがない人はいないのではないか、というほど、定番商品としてスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどあらゆる店舗で導入率の高い商品です。

それもそのはず、「洋酒チョコ」の国内実売データより、売り上げ2位を誇っているからです(1位は同社洋酒チョコシリーズの人気商品・ラミー!)

発売から50年以上経つ商品ですが、単にロングセラーなだけではない、人気・実力の高さが伺えますね。

同社で一緒に発売している洋酒チョコ「ラミー」とともに2018年にはパッケージリニューアルが実施され、「売上第2位」の文字が入り、初見だったりまだ試したことがない人でも手に取りたくなるデザインに改良されています。

さて、この「バッカス」に使われている洋酒の種類は「ブランデー(果実を原料とした蒸留酒)」で、このうち「ブドウのブランデー」として芳醇な風味で非常に有名な「コニャック」を原料のブランデー中51%含み、これが洋酒の味わいの要となっています。

ロングセラー洋酒チョコレートとして実売データからも実力のある本商品、昨年は記事にしてなかったので、今年は書きます!

人気の秘訣がどのような部分なのか…要チェックです!

製品購入データ

こんな場所で実際に購入しましたよー。

購入店舗 コンビニ(セブンイレブン)
購入日 2019/09/28
購入価格¥200(税込)※税率8%
備考

新商品のポップ付きで、バッカスと毎年セットで解禁となるラミーと隣り合って販売されていました。

やはりこのレトロなパッケージ2種を見ると冬を意識しますし、毎年必ず購入してしまいます!(今年もセット購入…!)

スーパーやドラッグストアでは特設スペースに陳列されたり専用ポップがあったり、広報の力の入れようが伺えますね。

製品チェック

パッケージ

それでは、パッケージから見ていきましょう!

パッケージ(表)

バッカス

濃い緑色と大きく赤い文字で書かれた「Bacchus」の文字が印象的な、レトロ寄りなデザインのパッケージ

配色の「緑×赤」は補色の関係で、かつ原色寄りの濃いカラーを使用しているので陳列棚で目を惹く色合わせになっています。

実際、近年ではグラデーションなどの近接カラーや濃淡いずれかのニュアンスカラーが使用されることが多く、ビビッドな配色の物は少ないですが、その分売り場では目を惹きます。(特に、バッカスとラミーは売れ筋なので大量陳列されてたりしますしね!)

また、バッカスとラミーのパッケージカラー自体も補色の関係です。ラミーの赤紫とバッカスの緑色が売り場で並んで陳列されることで、お互いに引き立てあって目立つわけです。

大きく入った商品名の下には、アルコールのボトルとグラスに入ったブランデーのイラストが描かれ、洋酒のチョコレートであることがわかります。

ちなみに、イラスト中のボトルには「Bacchus」と書かれていますが、実際にこの商品に使用されているのはブランデー(主にコニャック)。ではバッカスとは何かというと…「ローマ神話のワインの神」に由来しているようです。同名には、ドイツ産ブドウの品種、料理店、会社名まで…この「ワインの神」にあやかったネーミングはたくさんあるようですね。

2018年に実施されたパッケージリニューアルによって、ラミー同様、シルバーのリボンイラストに「売上第2位」と実売データによるランキング情報を入れ、購買欲を刺激。

ブランドの顔となるメインビジュアルはそのままに売上ランキング情報を加えることで、より手に取りたくなるパッケージに変わっています。

パッケージ(裏)

バッカス

裏面最上部のみ、公式サイトの紹介。残りにパッケージ関連必要事項。

パッケージ(上下)

バッカス
バッカス

両面ともメーカー名、商品名の記載。

パッケージ(側面)

バッカス
バッカス

片側にメーカー名、もう片側にシルバーの雪の結晶のイラストと「冬季限定」の文字。

栄養成分表示拡大

バッカス

1粒5.7gで、カロリーは28kcal。ひと箱だと、12粒・68.4g入りで、カロリーは336kcal。

原材料表示部分拡大

バッカス

ここで注目すべきは原材料に「ブランデー(コニャック51%とある部分ですね!

最も多く含まれる原料は「砂糖」、次いで「全粉乳」、「植物油脂」と続きます。

砂糖と乳成分を多く含む、まろやかで甘めのチョコレートに仕上がっている事が予想できます。

油脂系には日本のチョコレートに多く使われる「植物油脂」が主体ではありますが、ココアバターも併用され、くちどけの良さがアップ。

また、チョコレートにはあまり使われない「水あめ」「増粘剤」が使われていますが、これはブランデーソースの原料でしょう。

ブランデーと水あめを主体に、増粘剤で粘度調整がされています。

このフレーバー「ブランデー」の要となる原料は「ブランデー(コニャック51%)」ですね。

こちらの商品では、ブランデー中51%が高級ブランデーである「コニャック」(厳格な製造基準のある、フランス・コニャック地方原産の銘酒)となっています。

コニャックは芳醇さに定評があり、お菓子の原料として使う際も、香りや味が良くなるのはもちろん、消費者へのアピールポイントのひとつとなります。

添加物は「乳化剤」以下の4種。香料で香りを増強し、増粘剤で洋酒のソース部分のとろみをつけてあります。

包装

個包装もチェック。

外箱を開けたところ

バッカス

外箱を開けると、中身は板チョコと同じタイプのアルミ包装。

↓個包装(表裏)

バッカス
バッカス

アルミ包装は、両面にメーカー名である「LOTTE」のロゴ総柄入り。

商品実物

実際のお菓子がこちら。

包装を開けたところ

バッカス
バッカス

紙トレイに12個(1ダース)入り。

商品アップ(表裏)

バッカス

明るい茶色で、表面には「LOTTE」の文字。

断面(割ってみたところ)

バッカス

外側にチョコレートのシェル層、内側にブランデーソース入り。

〈外観(見た目・サイズ)〉

〈見た目〉

ソース入りのためやや厚みのある、オーソドックスなデザインの一粒チョコです。

トップ部分はラウンド形状でやわらかい印象、ボトム部分は横長の台形型。

表面には「LOTTE」の文字が入っています。

このようなセンターインタイプのチョコレートの特徴でもありますが、そのままの状態だと中に何が入っているかはわかりませんね。

半分にカットしてみると、チョコレートの空洞の中からトロッとした緩めのソースが出てきます。

(ひと口で食べることが多いのでなかなかカット断面を見る機会は少ないですが)ツヤのある見た目のソースが食欲をそそりますね。

〈サイズ〉

商品実測値(※繰り返し計測なし)

長さ(cm)長辺 2.7短辺 2.1高さ 1.0

やや高さのある、一粒チョコタイプ。

同じ洋酒チョコシリーズとして展開しているラミーの独特の形とは違い、オーソドックスです。

〈香り・食感・味〉

〈香り〉

アルミ包装を開けると、ふわっとミルクチョコレートの甘い香りと、洋酒の芳醇な濃い香りがします。

洋酒チョコレートは種類によってアルコールの香りが強めだったりしますが、バッカスはチョコもブランデーもどちらもしっかりと香りますね。

と言っても、どちらもカドのあるきつい感じではなく自然で、食欲をそそります。

チョコの香りは甘めなものの、洋酒のほろ苦みのあるフルーティーな香りが入る事で、大人向けのチョコレートらしさを感じさせます。

〈食感〉

ひと口噛むと、すぐに外側のシェル層がパキッと割れて、中の空洞部分に入っている洋酒ソースが口いっぱいに一気に広がります。

この外側の層は上側がやや薄いですが(LOTTEと書かれている方)、下の方のやや分厚くなっている方も含め、歯ごたえは非常にソフト。

冬チョコらしいソフト食感とくちどけの良さですね。冬は気温が低いためチョコレートが溶けづらくなるので、くちどけの良い(=溶けやすい)タイプのチョコレートの品質もよく、安定した供給が可能になります。

なめらかでスーッと溶けるくちどけの良いチョコレートは非常に舌触りや風味が良いので、人気も高いです。

そして中に入っているブランデーソースですが、これは実際水のようにサラサラなわけではなく、ほんのわずかですがとろみが付けてあります。

噛んだ直後舌に一気に広がって、ブランデーの風味をグッと瞬時に印象付けます。

しかしすぐに飲みこむほど水っぽくはないので、噛み続ける事でチョコレートとしっかり絡んで、2つの味のハーモニーもちゃんと楽しめます。(水っぽいと先にブランデーだけ口からなくなる!)

つまり、絶妙なとろみと量のブランデーソースが入っているというわけです。(ソースの適度な量も大事で、多すぎると口からあふれ、少ないとインパクト減る!)

実際食べてみてもそんなに粘度や量に意識行かないとは思いますが、意識して食べてみるとけっこう面白いですよ!(と思うのは一部の人間だけかもしれませんが…笑)

〈味〉

バッカス

芳醇なブランデーの風味とまろやかでコクのあるチョコレートのハーモニーが楽しめる、食べやすい洋酒チョコレートです。

口に入れると、ふわっと香るミルクチョコとブランデーの香りが一層濃くなり、ミルクチョコの甘いクリーミーな味わいを引き立てます。

噛んでソースが出てくると一転して一気に口にソースが広がり、ほろ苦く芳醇なブランデーの味。緩めのソースなので舌全体にしっかり広がり、ブランデーの風味を強く印象付けます。

しかし丸みのある嫌味のないアルコールの風味で、辛くはなくフルーティ。

噛んでいくと舌に広がったソースとミルクチョコが混ざり合い、ブランデーの香りとほろ苦さ、チョコの甘みやフルーティさが複雑に合わさり、奥深い味わいに。

また、鼻に抜けるブランデーの風味も噛むごとに強く深くなっていき、存在感を増します。

さらに食べ進めると後味に向かってブランデーはゆっくり味が引いていき、代わりにミルクチョコのミルク感とコク感が強く感じられます。ブランデーはほんのりに変わりますが、しっかりチョコを引き立てていますね。

後味は非常にまろやかでクリーミー。

食べ終わりには、チョコの甘みとブランデーがほんのり残る、嫌味のない余韻があります。

アルコールがきついチョコレートだと後味の苦味が強く出る場合があり連食性が下がってしまいますが、バッカスはチョコ自体を引き立てるようにお酒の風味がちょっぴり残るようになっていて、次も食べたくなるようなバランスです。

アルコール風味が強めに出やすいセンターインのソース入りタイプでありながら、チョコもブランデーもケンカせず綺麗にまとまっていますね。

関連商品

ラミー(ロッテ)

ラミー

…毎年バッカスと冬季限定で同時発売する、ロッテが誇る洋酒チョコレートの代表格。日本の洋酒チョコの販売量ナンバーワンの実力派。

※当サイト上の記事

他社、他ブランドの競合商品

「バッカス」は、日本の代表的な洋酒チョコの一つ。このセンターインタイプのチョコレートは「ボンボンショコラ」と呼ばれ、アルコールを入れたものでは「ウイスキーボンボン」が非常に有名です。

日本では近年の「大人向け」商品の流行に伴いチョコレートの分野でもアルコール入りの商品がさらに増えており、ライバルは増加中ですね。

一方フレーバーの「ブランデー」は、洋酒チョコの風味付けとして定番人気のお酒です。ブドウを原料としたフルーティーな蒸留酒で、その香りや風味の良さから、チョコレートに限らず洋菓子の風味付けに重宝されています。

これらの洋酒は当然ながらアルコールを含有するため子どもや妊婦には勧めらせず、その分「大人向け」として差別化でき高級感や素材の良さをうたった商品が多く、高価格帯の冬チョコとしてはライバルの多い分野です。

〈同ジャンル菓子〉チョコレート

↓※後ほど追加予定!

(独断と偏見による)製品評価

パッケージ評価★★★★★☆☆2018年のリニューアルで、より買いたくなるデザインに。レトロ感が特徴。
製品評価(味・香り・食感・見た目)★★★★★★☆ブランデーとミルクチョコの味のバランス良く食べやすい。
総合評価★★★★★★☆ブランデー風味引き立つ、まろやかで芳醇な洋酒チョコ。

絶妙なバランスで成り立った、ブランデーとミルクチョコの融合な一品です。

ロッテの冬季限定ロングセラー洋酒チョコレート「バッカス」

コニャックを中心としたブランデーの芳醇な香りとほろ苦さが甘いミルクチョコと合わさり、しっかりした洋酒の味わいながら普段お酒を飲まない人でも食べやすいバランスの味です。

下戸でも食べやすい洋酒チョコに仕上がっている要因は、「甘いチョコレートがしっかりと味をまとめてくれているから」でしょう。

一般的なお酒の風味を強調したアルコールチョコは、総じて「アルコールの香りが強く」「苦みが強く」「チョコレートも苦い」んですよね。

しかし、バッカスには甘くまろやかな風味のチョコレートが使われていて、ブランデーの風味がしっかり出つつもチョコレート自体の味もしっかりしている。だから、どちらの味もちゃんと楽しめます。

もちろん、洋酒の中でもフルーティで苦味が少なく芳醇なコニャックを中心にブレンドしてあるというのも重要なポイントです。

だからラミー同様、洋酒チョコの中でも買う人の間口が広く万人受けしやすい、さらにリピートしたくなるのですね。

下戸でも食べたくなる、何度も買いたくなるのは、チョコレートとしての完成度の高さがあるからこそ。

やはりロングセラー&洋酒チョコ売上2位の実力は伊達じゃない…!

ブランデー風味が効いていつつも、ミルクチョコの味がしっかりしていて連食性高い商品なので、総合で★6つです。

私は普段このタイプのアルコール入りチョコ、嫌いではないのですが他のやつだと1個でギブアップなんですよね…後味が強烈に辛くて舌に残る!(下戸、辛いのも苦手です…)

しかし、バッカスはというと…食べ終わり後に苦味辛味を残さず、「ほんのり」香りやほろ苦さを残すのみなので、2個3個と食べやすいわけです。

(これでアルコール感が食べ終わり後も続くやつだと、2、3個目で口の中でめっちゃ辛くなります!)

ブランデーの風味しっかり!なのに後味まろやか、これはなかなかのバランスですよ…!

まとめ

ロッテの期間限定「バッカス」

やはりロングセラーと人気の高さに納得!な商品でしたね。チョコ好きも納得の後味の軽快さ、最高です。

まだ食べた事ない人は食べてみるべきだと思います…! 気になった方はぜひお試しを。

ネットでも購入可能!※下のは2022年版(2022-2023年販売バージョン)

2022-2023 販売中

-チョコレート, 菓子, 過去記事
-, , , , , , , , ,