どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【新発売】セブンプレミアム カフェラテ グランデ 300ml です!!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
基本データ
まずは基本データから。
商品名 | カフェラテ グランデ 300ml |
製造者 | オハヨー乳業株式会社 |
種類別名称 | 乳飲料 |
内容量 | 300ml |
原材料 | 生乳(50%以上)(国産)、コーヒー、乳製品、砂糖 |
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中) | 乳成分 |
賞味期限 | |
発売日 | 2021年10月18日(月) |
発売エリア | 全国 |
価格 | 181円(税込) |
商品コンセプト・説明 | ・2021年10月18日リニューアル! ・厳選したアラビカ豆を100%使用し、喫茶店のようにお湯蒸らしにすることで、苦み・雑みを少なくし、50%以上使用した生乳のコクとすっきりした味わいに仕上げました。砂糖の(※おそらく「を」)控えることでコーヒーの香りを維持した、チルドならではのフレッシュな味わいをお楽しみください。(公式サイト「セブンプレミアム向上委員会」商品ページより) |
備考 | 新発売、リニューアル。セブン&アイグループ限定販売。 |
セブン&アイより、人気PBブランド「セブンプレミアム」として、「カフェラテ グランデ 300ml」が新登場。
商品キーワード
新発売、リニューアル、セブン&アイグループ、セブンプレミアム、セブンイレブン、コンビニ、PB(プライベートブランド)、乳飲料、コーヒー、チルドカップ、カフェラテ、グランデ
やはりここで注目すべきは、「リニューアル」というポイントですね!
日本のコンビニ業界最大手、ご存知「セブンイレブン」。コンビニといえば小さくコンパクトで必要十分な店内配置、アクセスのしやすさ、他にはない注目のPB商品など、今や消費者を捉えて離さない存在です。
ドラッグストアとコンビニとの利便性や特長の重複でコンビニ衰退もあるのでは…と言われはしましたが、そこでしか買えない魅力的なPB(プライベートブランド)はヘビーユーザーを多く抱える大きな魅力のひとつとなっています。
さて、今回の商品は「カフェラテ グランデ 300ml」。こちらはセブン&アイグループのPB「セブンプレミアム」に属する、チルドカップコーヒー。全国のセブンイレブン、イトーヨーカドー他、セブン&アイグループの店舗限定の販売となります。
こちらは種類別「乳飲料」。乳成分を主原料としており、ミルキーな味わいがしっかりと楽しめるタイプの商品です。
このようなチルドカップコーヒーはコンビニPBの中でも嗜好品トップクラスの重要商材のひとつです。チルド(0℃前後、冷蔵)で製造・流通・販売(=ずっと冷蔵状態!)されるの物の事で、賞味期限が短く冷蔵が必須となりますが、ミルク等の風味の良さを保ち高品質な商品を提供できるのが人気の要因ですね。
コーヒーマシンを使ったその場で淹れるコンビニコーヒーと並行して、コンビニに「つい寄ってしまう」魅力の一つです。
通年販売のコーヒー飲料はリピーター率が高く、各コンビニとも重点開発商材の対象となっていますね。セブンイレブンPBに限らず、パッケージや味の改良が活発に行われています。
今回の「カフェラテ グランデ」は2021年10月18日に味、パッケージともリニューアルされ発売となりました。さらに1つ前のリニューアルは2020年3月17日と、刷新スピードが早いですね。
商品名にも若干の変更があり、これまでは「カフェラテ」のみで240mlと300mlは内容量表記でしか区別されていませんでしたが、それぞれ「レギュラ―」(=普通サイズ)「グランデ」(=大きめサイズ)とサイズを想起させるネーミングに変更になりました。(※シリーズ別フレーバーはワンサイズのみ)
セブンイレブンでは消費者の好みや環境に配慮し、パッケージ素材やデザイン、味の変更が行われてきています。
そんな本商品、リニューアルによって具体的にどのような商品に仕上がっているか、要チェックです!
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | コンビニ(セブンイレブン) |
購入日 | 2021/01/01 |
購入価格 | ¥181(税込) |
備考 | ― |
チルドカップ入り、紙パック入りドリンクの売り場に、大量に陳列されていました。
同ブランドのコーヒーのバリエーションのうち、本ページ紹介商品の通常サイズ版「カフェラテ レギュラー」が最も多く、次いでこちらの「カフェラテ グランデ」がたくさん並んでいます。この2種のカフェラテだけで、だいたい棚の半分ほどを占めていました。
棚の残りは、他のコーヒーバリエーションが1、2本分くらい列で置かれていました。
どのセブンイレブンに行っても、だいたい同じような感じで配置されていましたね。
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
↓パッケージ(側面)
ストロー付き、プラキャップなしのチルドカップ入り。チルドカップにはプラキャップ付きが多いですが、包装の無駄を省き、コストカットされています。
表パッケージに当たる部分は、リニューアルで白ベースの背景を一周回したようなデザインに。ちょうど、コーヒーショップの紙のホルダーがこんな風に巻いてありますね。
日本語商品名よりもイタリア語表記の方を大きく配置。今まで商品名は横書きでしたが、縦書きに変更されましたね。文字自体は大きくなりました。
サイズ表記が日本人にはなじみが少ないイタリア語表記の「GRANDE」のみでサイズ確認がしづらいです。もしくは内容量の下の方の「300ml」を見ないと確認できません。サイズ違いのレギュラーもそっくりなデザインなので紛らわしく、この部分はもっとパッと見て区別しやすい方がいいかな。(実際何度か間違いました)
昨今のPBチルドカップコーヒーパッケージの傾向同様、コーヒーショップのカップデザインを模したイメージになっています。シンプルで洗練されたパッケージのコーヒーは、消費者からも好印象のようですね。
ストローの右側には、原材料表示や問い合わせ情報など、パッケージ関連必要事項。
原材料表示の右隣には、アレルギー表示、栄養成分表示、賞味期限、バーコード他、パッケージ関連必要事項がさらに続いている。
↓パッケージ(上下)
パッケージ上部分には、クリーム色のアルミ製の蓋に、ブラウンの文字でブランドロゴ、商品名の印字。
リニューアル前は赤でしたが、カラー変更となったようです。
カップ下部分。透明パッケージ。
↓栄養成分表示拡大
1本でカロリーは181kcal。
コーヒー自体は非常にカロリーが低く、ブラックコーヒー1杯(200ml)でも5-8kcalほどと言われています。
ですので、このカロリーのほとんどは乳成分や砂糖によるものですね(後述、「原材料表示」参照)。
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「生乳」「コーヒー」とある部分ですね!
最も多く含まれる原料は、「生乳(50%以上)(国産)」、次いで「コーヒー」、「乳製品」、「砂糖」と続きます。
原材料は非常にシンプルで、よく一般的に含まれる液糖やデキストリンなどは含まれません。
シンプルかつ無駄のない原料構成です。
こちらのようなチルドカップコーヒーは一般的には日持ちの短い日配品ですが、その分風味豊かな原材料を使えるのがメリット。
このフレーバー「カフェラテ」の要となる原料は「生乳」「コーヒー」ですね。
風味よくコーヒーを自然に引き立てリッチな味わいになる「生乳」が原料で最も多く、50%以上を占めます(※原材料表示の決まりで、50%以上/未満と書く表示義務あり)。
元々、基本のカフェラテのミルクの割合は、コーヒー 2 : ミルク 8 。圧倒的にミルクが多いのですが、こちらの商品でもカフェラテなのでこの基本に沿って、それに近い割合にしてあるでしょう。
今回のリニューアルでは「厳選したアラビカ豆100%」で、「喫茶店のようなお湯蒸らし」をすることで苦み、雑味を少なくした、との事。
こちらの商品説明では明記されていませんでしたが、リニューアル前の商品は(ニュースリリースによると)「トリプル焙煎」+「ネルドリップ抽出」。以前からの製造工程を大幅に変えているとは設備や投資面で考えづらいので、おそらく基本の製造工程は同じでしょう。
また、喫茶店のハンドドリップでの手法「お湯蒸らし」はドリップコーヒーで用いられるものなので、やはり今回も使われているのはおそらくネルドリップ。
ところで蛇足ですが、基本のカフェラテに使われているコーヒーは、エスプレッソです。
「エスプレッソ」とは専用のエスプレッソマシンを使って抽出する、通常よりも圧力をかけて短時間で抽出するのが特徴のコーヒー、短時間抽出によって苦みや雑味のない、濃厚でクリアな味わいになります。この濃厚なコーヒーにたっぷりのフォームミルクを加えたのが一般的なカフェラテです。
しかしセブンプレミアムの「カフェラテ」には、あえてドリップコーヒーが使用されています。基本のカフェラテの淹れ方とは、そもそもコーヒー自体が少し異なるわけですね。エスプレッソは濃厚で苦みの強い味わいが特徴(だからこそミルクに負けない)ですが、ネルドリップは苦みがマイルドで風味も軽めです。
そこにさらに本リニューアルでは喫茶店を参考にしたお湯蒸らしをして苦み雑味が出るのを防ぐわけですから、よりさっぱりとした味のコーヒーになるのも納得です。
今回のリニューアルでセブンイレブンが目指すのは濃厚で芳醇な苦みのコーヒーではなく、よりマイルドで苦みの少ないコーヒーにするとなっているのが、これらのリニューアルの方向性からも伺えますね。
添加物は原材料表示上なし。(※キャリーオーバーの場合もあります)
原材料自体も非常にシンプルかつ無駄がなく、添加物や安価な素材に頼らず、素材の味で勝負している商品な事がわかります。
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉
リニューアル前の物よりも、クリーム色に近い淡い色味になったように見えます。液色はとても明るい、クリーム色に近い薄茶色。明るい色味から、ミルク感の強い商品であることが想像できますね。
リニューアル前よりも白っぽい色味になっています。
こういったコーヒー飲料は通常着色料は使わないので、こちらの商品も原材料の元々の色味による自然な色となっています。
〈香り・触感・味〉
〈香り〉
飲んだ際の感想になりますが、コーヒーの苦みを感じるようなコーヒーらしさのある香りというよりは、ミルク感を強く意識させる、まろやかな印象の香りです。コーヒーの香りは、華やかさがある印象のタイプ。
リニューアル前よりも、コーヒーの香りはマイルドでビター感は控えめになっていると思います。
〈食感〉
舌触りざらつき、引っ掛かりなくなめらか。
植物油脂など含まないためか、舌に張り付くような残り方をせず飲み口はとても良いです。
植物油脂やパウダー系のデキストリンなどの原料が入っているものだと若干舌に張り付くような舌触りを感じますが、これにはそれはないですね。
シンプルな材料の物は舌触りも自然で違和感なく楽しめるのが良いポイントです。
〈味〉
【先味】
口に入れた瞬間は、コーヒーよりもミルク感が強い印象です。コーヒーの香りや苦みの控え目なほろ苦さがあります。
…が、苦みは非常にマイルドで、飲んだ瞬間リニューアルで違う味になった事にすぐ気づくでしょう。
それくらいハッキリと味が変化しています。
リニューアル前のコーヒーの風味と比べるとかなり苦みやコーヒーの濃さが抑えられているように感じます。
私はコーヒーの苦みが好きですが、このリニューアル後のコーヒーはほとんど苦みを感じませんね。(前のはほろ苦い程度の苦味があるかな、くらいで元々苦味控えめの味でしたが)
鼻に抜けるコーヒーの香りはあるのでコーヒー飲料であることは印象付けられますが、ミルクの風味が圧倒的に強いです。
リニューアル前と比べると、かなりコーヒーのインパクトを減らしてマイルドに調整してあるような印象を受けましたね。豆の種類や焙煎手法、苦み雑味を押さえる製法の影響でしょう。
実際、苦みが苦手な人にはリニューアル前の物より飲みやすいと思います。
【中味】
口に入った瞬間から一瞬遅れて、やや水っぽいほろ苦いミルク風味の味に変化します。
苦味以外で一番味の変化を感じたのは、やはりこの中味の部分です。
ミルクの自然でリッチなコク感はしっかりあるのに、圧倒的にコーヒーの風味が足りない。
水っぽさがすごく気になったのですが…これはすっきりした爽やかな味わいのコーヒーになった分、苦みや旨味などの複雑さのあるインパクトがなくなったためかと思います。コーヒーは「コーヒー抽出物+水」でできているので、「コーヒーをあっさりめに仕上げる(すっきりした、弱めの)」という事は、相対的に水の風味(無味無臭)が強くなる=水っぽく感じてしまう、という事かと。
リニューアルによってコーヒーがよりあっさりとした爽やかな風味に仕上げるような方向性に変更しているため、このような変化が出たのでしょう。
それから、元々のシンプルな配合、甘さ控えめの商品作りでよりはっきり味に表れているのかなと。
【後味】
後味は非常によく伸び、生乳によるリッチなミルク感を楽しめます。
最も多く含まれる原料が生乳なだけありますね。
それだけに、やはりリッチなミルク感に対してコーヒーの水っぽさ、薄まったような印象が気になります。違和感あり。
逆に言うとリニューアルの方向性通り、苦みがほぼないので、ビターなコーヒーが好みでない人には、リニューアル前より飲みやすいでしょう。
【味全体】
全体を濃厚なミルク感が占める、飲み始めから飲み終わりまでミルクが主役のカフェラテです。コーヒーが水っぽいのが少し残念。
今回のコーヒーはミルクの引き立て役のような存在感で、引き立て合うような感じではないですね。ビター/無糖コーヒーを飲むようなタイプの人にはコーヒーが薄く感じるでしょう。
また、コーヒーに苦み・雑味を抑える方向でのリニューアルが加わったことで、コーヒーの風味があっさり爽やかになった良い面と、逆に言うとやや単純で水っぽくなってしまった悪い面があります。
例えばコーヒー牛乳を飲んでも、甘くてミルク感は強いですが「コーヒーが薄い」とは感じないのですよね。やはり苦み控えめの風味バランスであっても、水っぽいのは美味しさのバランスを損なっていると感じてしまいます。
リニューアル前のこちらのコーヒーをよく飲んでいたのですが、シンプルな構成の商品だけにコーヒーの風味の変化で大きく味が変わりましたね。ビター感が減った分コーヒーのパンチは減り、代わりに苦みがないのでその分ミルク感は強調された印象。
ここからは個人的な好みの話になりますが、リニューアル前の方がコーヒーとミルク、甘みの全体のバランスが私的に好みでした。(リニューアル前の苦みがあり水っぽくないコーヒーの方が好き)
同じような愛飲者からの全く同様の口コミもネット上で見られましたね。
逆に苦みがない(かなり少ない)分、「リニューアル前の商品は苦くて飲めなかった」と言う人ならば飲みやすいでしょう。
関連商品
↓カフェラテ レギュラー(セブン&アイグループ、オハヨー乳業)
PB・セブンプレミアムブランドのチルドカップコーヒーの主力商品。コーヒーとミルクの風味を最大限に活かすシンプルでリッチな配合が特徴。2021年10月に本稿で紹介している「カフェラテ グランデ」とともに、パッケージ、商品本体ともにリニューアルされている。
↓カフェラテ ノンスウィート 240ml(セブン&アイグループ、オハヨー乳業)
PB・セブンプレミアムブランドのチルドカップコーヒーの主力商品。カフェラテのうち、クリーム感は好むが甘さが苦手な人に訴求する。同シリーズカフェラテと同様、リニューアルが施された。
他社、他ブランドの競合商品
「カフェラテ グランデ」は、ベーシックなチルドカップのコーヒー飲料。
大手コンビニ各社でも通常/大サイズともに大量に販売されている、チルドカップコーヒーの中でも人気のスタイルの商品ですね。
カフェラテはリッチなミルクの風味にエスプレッソの苦みが合わさった、苦み、甘み、ミルクのコクがバランスよく、コーヒー飲料の中でも万人向けタイプの気軽に飲める味わいです。
これまた人気の「カフェオレ」よりも乳成分の割合が高く、ミルク多めなのが特徴です。
一般的にスーパーやコンビニ等で売られている「カフェラテ」と言う名前の商品では、砂糖もたっぷりと入っているので苦みが抑えられ、ブラックコーヒーでは飲めない人でも飲みやすく間口が広くなっている要因です。
愛飲者がとても多い人気のドリンクですね。
言わずもがな、インスタント、コンビニカフェコーナー、チルドカップ、自宅でのエスプレッソマシンを使ったものまで、人気なだけに色々な販売形態で定番コーヒーとして親しまれています。
それだけに各社から多数のカフェラテ商品が販売されており、競合コンビニだけでなく、スーパー、ドラッグストアなど販路の広い商品、有名ブランドの名を冠した人気商品など非常に競争の激しい分野です。
〈同ジャンル菓子〉
日本のチルドカップコーヒー飲料売上No.1を誇る、森永乳業の看板商品。
チルド商品では貴重な長期保存を独自の殺菌技術で可能にし、消費者だけでなく小売からも重宝される人気シリーズの定番アイテム。規格パッケージや期間限定フレーバーなど、消費者を飽きさせない展開も安定。
↓スターバックス カフェラテ(サントリー食品インターナショナル)
人気コーヒーチェーン店「スターバックス」の名を冠した、人気チルドカップコーヒー。
コーヒーチェーンとして日本でも知名度・人気ともに高い「スタバ」と、チルド商品のノウハウを持つサントリーがコラボし、チルドカップ商品として安定した流通を可能に。価格帯はやや高いものの、品質の高さとブランド効果、限定フレーバーの話題性の高さで人気上昇。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★★☆☆☆…こちらの「グランデ」とサイズ違いの「レギュラー」、縦書きの英語表記と小さな内容量表記以外は同じデザインで視認性やや悪い。シンプルデザインは◎ |
製品評価(味・香り・触感・見た目) | ★★★☆☆☆☆ …無駄のない原材料魅力的だが、コーヒー風味やや弱く水っぽいのが気になる。甘めのミルク味。 |
総合評価 | ★★★☆☆☆☆リニューアルで大幅に味が変化、ミルクを前面に出した味わいに。 全体のバランスではリニューアル前の方が好印象。 どちらかといえば甘党向き。原材料構成は◎ |
リニューアルで、よりマイルドでミルクが主役のコーヒーに変化した一品です。
セブン&アイのPBブランド「セブンプレミアム」。こちらのチルドカップ飲料として発売された「カフェラテ グランデ」。
他のコンビニ各社同様、チルドカップコーヒーの中でも特に重点を置かれている、人気商品群のひとつです。こちらのコーヒーシリーズは2021年10月にリニューアルされました。
愛飲する消費者も多い分野だけに注目でしたが、パッケージだけでなく味も大きく変わっていましたね。
クリーミーなミルクの風味を前面に打ち出したすっきりと苦みがないカフェラテで、以前よりもさらにマイルドな味わいです。しかしコーヒーの苦みや全体の甘さを控えた分、リニューアル前と比べて水っぽい印象があります。
以前の商品との一番の変化は、やはりコーヒーの風味の希薄さですね。ミルクが主役の味です。
コーヒーの濃さ・苦みに関しては個人の好みによりますが、カフェラテとしての薄さは否めずもったいない印象です。ミルク感やシンプルな素材の良さに関しては高品質です。
雑味・きつい苦みないがやや水っぽさのあるコーヒーで、ミルクが主役のドリンク。総合で★3つです。
リニューアル前(2021年10月17日までの商品)は毎日のように本商品を愛飲していたのですが(多いと1日2本とか!)、個人的にここまでわかりやすく水っぽい味に変化してしまうとは…と複雑な気持ちです(※個人の感想です)。今もたまに購入するのですが、やはり水っぽいですね…コーヒー牛乳とは違う独特の水っぽさなのです。
リニューアルの商品説明通り、「前より苦み、雑味のないコーヒー」ではあるのですが、全体のバランスでは前の方が「もっと飲みたい」「リピートしたい」味でしたね。
しかし本シリーズ自体は好きなので、またリニューアルする際にはぜひ試してみようと思います。
まとめ
セブンプレミアムの新発売「カフェラテ グランデ」。
リニューアルでかなり味が変わり、やや水っぽさはありつつもコーヒーはあっさりに、ミルクのクリーミーさは強調された商品でしたね。
コーヒー飲料は人によって好みが違いますが、原材料構成の良さはチルドカップ飲料でトップクラスなので、甘いコーヒーが好きな方は一度試してみるといいでしょう。
好みのコーヒーの苦さによっては、リニューアル後の方が飲みやすいかもしれません。
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↓シリーズ商品にはなりますが、楽天等でも取り扱いあるようです◎
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