どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】瀬戸の汐揚(瀬戸しお) ソルト&ハーブ味 です!!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
基本データ
まずは基本データから。
商品名 | 83g瀬戸の汐揚 ソルト&ハーブ味 |
製造者 | 株式会社栗山米菓 |
名称 | 米菓 |
内容量 | 83g |
原材料 | 植物油脂、うるち米、米国産、国産)、でん粉、食塩、糖類(砂糖・ぶどう糖)、デキストリン、オニオン、チキンエキスパウダー、酵母エキスパウダー、ガーリックパウダー、パセリ、ブラックペッパー、セロリ、ローズマリー、タイム、加工でん粉、調味料(アミノ酸糖)、香料(大豆由来)、香辛料抽出物 |
賞味期限 | 150日 |
商品コンセプト・説明 | ― |
備考 | 期間限定発売 |
この商品のニュースリリースを探したんですけどね、Not Foundってなっててページが削除されて閲覧不可になってましたよ。確かにネット上に掲載されていた形跡は検索結果から出てるんだけど…。商品の詳細が確認できなくて気に入らない。笑 過去のニュースリリースもしっかりネットに残しておいてほしいなぁ。私みたいな奇特なやつが他にもいるかもしれんしね。
商品名も「瀬戸の汐揚」が正式なシリーズ名みたいですけど、パッケージには「瀬戸しお」と大きく書いてあるので、「結局どっちやねん!紛らわしいわ!」と思いました。(結局私はかっこ書きにしたので長ったらしい…)結局どっちで呼んだらいいんでしょう。
商品キーワード
期間限定、瀬戸の汐揚(瀬戸しお)、ソルト&ハーブ味
やはりここで注目すべきは、期間限定、そして同社の人気シリーズ商品の1つというポイントですね!
栗山米菓と言えば全国的には「ばかうけ」で有名ですが、最近ではこの「瀬戸の汐揚」シリーズも人気ですね。このシリーズ、2005年にシリーズ発売開始以降、色々な期間限定商品が発売されてきたみたいです。2016年9月5日(この記事を作成している前日!)には、ホタテ味も市場に投入されたようです。
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | 栗山米菓直売所 |
購入日 | 2016/09/-- |
購入価格 | ¥ |
細かい購入日、価格は不明(家族が買ってきたため)ですが、こちらの商品は工場に併設された直売所より購入しました。直売所では、期間限定商品や見切り品、B品が売っているので近くにあったらぜひ立ち寄ってみてください。見たことのない商品があったりして、お得だし楽しいですよ。
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
グリーンとブルーが目を引く、爽やかなパッケージですね。夏季の限定商品という事で、色味も青系に寄せているのかもです。ソルト&ハーブ味…と書いてある部分見ないと、何味かわからないですが。どことなく、色使いと言いレギュラー商品として発売されているゆず塩に近いデザインですね。
しっかりと「瀬戸のほんじお」を使用していることがロゴ入りで書いてあり、ブランドイメージの向上に貢献していますね。確かに、同シリーズの塩の風味はカドがなくまろやかで口当たりいいです。
他のシリーズ商品としっかりと合わせたパッケージ、しかししっかりと目立つ位置に「期間限定」が来ていて見やすいですね。「ソルト&ハーブ」のイメージ写真が少しもったいないかな?なんか、スープか何かようわからん…。
よーく見たら、容器に入ったハーブソルト?いや、よーく見ないとわからんようでは、パッケージにあってもあんま消費者に対する効果を感じない。
おしゃれなデザインのミルに、ハーブたちを絶妙に並べたテーブルフォトで良かったんでは?instagramのおしゃれ女子がやりそうな感じでね。
↓パッケージ裏
せっかく裏面の左上にフリースペースがあるのに、表パッケージと寸分違わぬまーったく同じハーブ&ソルトの「伝わってこない」イメージ写真が!!使ってるハーブのイラスト載せるとか、違った商品の見せ方すればいいのに、もったいない!
スペースの無駄遣いだ!インク代の無駄だ!(←もちろん勝手な意見。笑)
限られた広告スペースだし、せっかくだから「どんなハーブ?」とか消費者にアピールするべきと感じました。パッケージの裏は見ても原材料表示は全然見ない人結構多いしね。本当もったいないな。(←まだ言う)
↓原材料表示部分拡大
注目すべきは、原材料の第一位に「植物油脂」、第二位にうるち米 ※米国産、国産とある部分ですね!
原材料表示、商品を買う時にちゃんと見てますかー?しっかり見ないと損しますよ!
さて、こちらの商品は揚げせんなので、油が原材料のうち最も多くを占めています。油の摂り過ぎを気にしている方、ダイエット中の方、気を付けましょう!米菓の中でも揚げせんは美味しいけどカロリー高いのでね。
そして、産地ブレンドされた米が原料に使われていますね。まぁこれは米菓主要メーカーどこもブレンドして使ってるんで、割とこの業界では普通です。
ですが、「国産じゃなきゃ!」と思う方は、国産米100%と表示されている米菓をちゃんとチェックして買うか、「岩塚製菓」のせんべいを買いましょう。岩塚製菓は国産しか使わないポリシーで経営されているのでね。おすすめです。(岩塚の回し者じゃないよ。笑)
個包装
個包装もチェック。
しっかり外側パッケージと合わせたデザイン、色味で良いですね。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
〈食感・形・大きさ〉
ザックリとした歯触りと、それでいて口溶けが良いのが特長ですね。小花型に開いたひと口よりは大きめのサイズです。一部で円形が崩れてイビツな形の物もありましたが、割れはなし。実際の味付け(シーズニング)以外…つまり、、生地と油はレギュラー品の「瀬戸の汐揚」そのままなので、安定感、安心感はありますね。
栗山米菓の商品はどちらかと言うとボリボリとした硬めの食感の物が多い印象なんですが(ばかうけ然り)、こちらは揚げせんという事もあって食感はソフト寄りです。噛みごたえはしっかりありますが、力を入れて噛まずとも軽い力でほぐれていく印象です。
見た目ではパセリの緑を添えていて、好感が持てますね。彩りがあってきれいです。
〈味〉
ソルト系の中でも、米菓では定番の出汁感を押し出したものではなくハーブで洋風に振った商品ですね。少しジャンク感のある味と相まって、味付けだけで言えばスナックに近い…。なので、スナック感覚で食べられるかもしれませんね。
味を一言で言うと、「くさうま」!これ、一応褒めてますよ。笑
原材料にもあるように、ガーリックとオニオンが入っているので、あの独特の鼻に抜けるにおいがあります。ハーブだけでなく、このガーリックとオニオンによって食べ進めやすくなっていますね。本当、ガーリックとオニオンは「手が止まらないおいしさ!」という奴を簡単に作り出してくれる気がします!この商品然り、ね。
他社、他ブランドの競合商品
味だけで言えば、揚げせん×ソルト系はそれこそごまんとありますね。というわけで、割愛します。←
のり塩、えび塩、うま塩…。フレーバーの方向性が違えど、ソルトベースは本当に市場にたくさん!!競合商品だらけです。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★☆☆ 無難 |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★☆ 万人受けする味、手が止まらない系 |
総合評価 | ★★★☆☆ 手堅い仕上がり |
さすが人気シリーズからの手堅いフレーバー(ソルト系)だけあって、安定感のある仕上がりでしたね。
連食性も十分なので、万人受けする揚げせんと言えるでしょう。エビやホタテと言った海鮮系フレーバーが苦手な人には、こちらの方がかえって好まれるかもしれませんね。しかし手堅く固めているので,特筆すべき所はほとんどなく。
総合では普通評価です。
まとめ
ばかうけと共に栗山米菓を支える人気シリーズ「瀬戸の汐揚」をベースにソルト系で手堅くまとめた「ソルト&ハーブ味」、飽きのこない味つけで思った以上に食べやすいです。
揚げせん好きの方、「この暑いのに喉が渇く揚げせんなんか食べてられるか!!」と言わずぜひ試してみてくださいね。
米菓業界が泣いて喜びます。(夏場消費がわかりやすーく落ちるので。笑)