どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】パピコ 白桃のスムージー です!!
記念すべき当サイト1発目の記事はこのパピコの別の期間限定商品だったので、なんだか感慨深いです…
マイペース運営ではありますが、当サイト公開後もうすぐ1年です!(※公開当時)
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
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【2023年版情報】
👉追記 2023.05
スーパーで、2023.05某日、今年初の「パピコ 白桃」を見かけましたが、公式サイトなどには全く情報ないですね。また確認でき次第、追って追記しようと思います。
👉追記 2023.07.22
2023年版の「パピコ 白桃」情報は公式では発表されておらず、↑に書いたお店でも取り扱いが終了していました(アイスは賞味期限がないので、昨年商品の可能性あり)。
他のパピコシリーズの期間限定も公式情報が発売日当日まではっきり出ていませんでしたが、2023年版は発売されない可能性がありますね。
👉追記 2023.08.13
2023年5月以来、8月になって久々に「パピコ 白桃」が店頭にあるのを見つけました!(※5月とは別の店舗)
パッケージは2022年版と同じようです。
公式サイトやネット通販には載っていないので、こうして実際に店舗で見つけたらラッキー、という感じかもしれませんね。
とりあえず、毎年の商品は大きく変更されることなく「高クオリティ&高い人気」となっているので、下記内容で商品の特長や味などは知る事ができるかと思います。
ご一読頂けると幸いです。
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↓2022年版も、期間限定で登場!
パピコ 白桃(グリコ) (2022.05.02発売、期間限定)
!NEW!追記 2022.05.29
…2022年発売情報、新商品情報を追記しました!
!NEW!追記 2018.06.02
…「製品購入データ」に2018年版を記載しました!
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基本データ
まずは基本データから。
商品名 | パピコ 白桃のスムージー |
製造者 | 三重グリコ株式会社(販売者:江崎グリコ株式会社) |
名称 | 氷菓 |
内容量 | 160ml(80ml×2本) |
原材料 | もも果汁・果肉、加糖ぶどう糖液糖、水あめ、砂糖、植物油脂/安定剤(増粘多糖類)、香料、乳化剤、酸味料、着色料(紅花黄、野菜色素)、一部にももを含む) |
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中) | もも |
賞味期限 | なし |
発売日 | 2017年5月29日(月) |
発売エリア | 全国 |
価格 | 希望小売価格: 130円(税別) |
商品コンセプト・説明 | ・白桃フレーバーは盛夏期に向かって需要が高まります。新商品の「パピコ<白桃のスムージー>は、ジューシーな白桃果肉の食感と白桃果汁のフルーティーな味わいを楽しめるフローズンスムージーです。(2016年度ニュースリリースより) ・2016年のパピコ限定シリーズの中でも特に人気の高かったパピコ<白桃のスムージー>がさらに美味しくなってリニューアル発売です。白桃のピューレが入ってさらに果肉感がアップしました。とろりとした口あたりが、あなたのお口と心を幸せで満たします。(2017年度グリコクラブ公式ニュースより) |
備考 | 新発売、期間限定、リニューアル |
グリコの人気シリーズ「パピコ」より、期間限定のフレーバー「パピコ 白桃のスムージー」が新登場です。
商品キーワード
新発売、期間限定、リニューアル、パピコ、桃、白桃、スムージー、「とろりとしたくちあたり」、フローズンスムージー、ピューレ
やはりここで注目すべきは、「リニューアル」「白桃」「ピューレ」というポイントですね!
「パピコ」は、1974年に販売を開始したグリコのロングセラーアイスシリーズ。チューブタイプの容器が2つ入った包装形態が特長で、子どもたちがシェアして食べる楽しさ・おいしさを感じられるようにとの思いが込められています。
チューブ状でアイスがどうやって出てくるのかと言えば、商品はスムージー状なので、少し溶けるだけで滑らかに開け口部分から出すことができます。
その食感とユニークな容器、かわいらしいネーミングでファンの多いブランドですよね。
さて、今回のフレーバーは、「白桃のスムージー」。
ただの白桃ではなく「白桃のスムージー」となっているところが、お店のメニューのような上品さを醸し出しています。(ただ「白桃」だけだと素っ気ないよね)
実はこのフレーバーは、前年の2016年にも発売され、本年2017年には改良された「リニューアル商品」となっています。今年は白桃ピューレを使用することで、より果肉感をアップし、さらに桃の風味が楽しめるようになっています。
多くのメーカーで毎年大量に作られる「期間限定商品」のうち、翌年以降も限定フレーバーとして採用される商品というのは少ないです。
毎年の季節限定としてすでに定番となったもの(カルビー 「さつまりこ」など)のように、数少ないそれらのお菓子たちに共通するのは「購入者からの高評価とリピート購入」!
メーカー側で最も嬉しいのは、やはり限定・定番限らずしっかりと売り上がってくれること。(売れすぎて速攻品切れは生産調整上微妙ですが…ネット上などの話題にはなるかな)
最初に「期間限定の新フレーバー」として売り出せば、一定数は新し物好きの方を中心に購入が見込めるでしょう。しかしそれ以上となると、「ネット上での好意的な書き込み」「地道なクチコミ」「リピート購入」などの、購入後の好意的なアクションにかかってきます。
それが発生する条件といえば、言わずもがな「おいしい」こと! これがなければ、土台無理ですよね。
奇をてらったのでなく、シンプルに「おいしくて評判だったから、今年も発売!」というものが、毎年の期間限定商品定番に、多くのブランドでレギュラー商品へとなっていくのでしょうね。
そういう意味では、この商品は発売時点で人気が出ることも予想できる、「おいしさ保証済み」ともいえる実力派フレーバーでしょうね。
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | 郊外型スーパー |
購入日 | 2017/08/10 |
購入価格 | ¥65(税別) |
備考 | 特売価格 |
購入店舗にて曜日特売デーだったので、通常価格よりもかなりお得な価格設定です。
この商品をとても子どもが気に入って複数回購入しましたが、ここまで低価格のタイミングは少ないです。(通常価格で、イオンで105円、他の地域型スーパーで95円でした)
この特売時には2個同時購入で割引という、スーパーでよくある割引も一緒行われていたので、かなり売れ行きが良かったように見えました。
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!NEW! 追記 2022.05.29
2022年版の「パピコ 白桃」、今年もスーパーにて発見しました!販売開始後早々に、人気商品としてバンバン売れてましたよ。
スーパーでの扱っている量もかなり多く特売の目玉商品になっていたので、まとめ買いしている人も多かったです。スーパーでは、毎年特売としてプッシュされているように思いますね。
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!NEW! 追記 2018.06.02、2018.08.16
2018年6月2日、新潟県内のファミリーマートにて期間限定商品として新発売しているのを確認しました!(購入・実食済)
「パピコ」公式サイトでも「期間限定」「NEW!」と書かれているので、2018年も全国のコンビニやスーパーなどで春〜夏商品として購入できるかと思います!(セブンイレブンは導入率低いですが、少なくともファミマには売ってましたよ)
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
淡いピンクを主体にした、やわらかくあたたかみのある雰囲気のパッケージ。ピンクは女性が好む色であり、特に女性は色味からして気になるでしょうね!
かわいらしさの中に、ホワイト寄りのカラーリングで夏らしい爽やかも演出しています。
桃やパピコ本体のイメージはシズル感があり、食欲・購買欲をそそります。瑞々しさが伝わってくるのが良いですね。
「期間限定」の文字もわかりやすい。しずく型の「とろりとしたくちあたり」の部分だけメタリック系の色になっていて、こちらは高級感を演出。
パピコのレギュラー商品であり販売率の高いチョココーヒー味と隣など近い位置での棚配置になっていることが多いでしょうが、華やかなピンクの包装でレギュラーパピコを買いに来た消費者の目にも止まりやすいでしょう。
↓パッケージ(裏)
裏面はパッケージ必要事項がメインで、シンプル。個包装であるチューブ型容器の開け方の説明があり、フレーバーの解説はなし。
背景色は淡いピンク色、パピコの文字もピンク色でかわいらしいですね。
気になるカロリーは、1本あたり86kcal。
今回のパピコは氷菓でさらに乳成分ゼロなので、アイスクリームなどと比べてローカロリー。ダイエット中の人などにも気兼ねなく食べられますね。
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「もも果汁・果肉」「香料」とある部分ですね!(写真見辛い!笑)
今回のフレーバーの要である桃に関係する原料は「もも果汁・果肉」ですね。これが商品の組成第一位を占め、パッケージの表には「白桃果汁・果肉14%使用」とも書かれています。原材料表示だけではわかりませんが、商品説明のところで出ている「白桃ピューレ」が使われています。
次にざっくりと糖類が多く含まれ、「果糖ぶどう糖液糖」「水あめ」「砂糖」となっています。水あめは氷菓において口あたりの良さを保持する効果があり、甘味度の低いぶどう糖果糖液糖を砂糖と併用して甘味度を調整しています。
以前当サイトでもチェックした、同様にパピコの氷菓「パピコ 梨」の果汁含量は、「梨果汁・果肉13%使用」でした。梨の時よりも果汁・果肉の組成に占める割合が多くなっていますね。
添加物は、安定剤以下の6種類。香料、酸味料、着色料は商品の香りや味、見た目を良くするために使われていますね。
商品の品質を安くかつ良くするための添加物が複数配合されていますが、メインとなる原材料は比較的シンプルです。
包装
個包装もチェック。
↓個包装(表裏)
パピコシリーズではおなじみの、ボトル型の容器。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
ほんのり黄色がかった色味。(この写真では少し赤みがかって見えますが)
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉
パピコの特長である、ボトルを模したチューブ容器の中には、少し黄みがかった商品の色が見えます。
今回は写真を撮る都合で開けたところは撮らなかったのですが、開けてみても同様の色味です。
今回の商品は白桃なので、本物の白桃の実の部分の色合いのようです。イラストの方ではかなり熟したピンクがちの色合いのカットされた桃が描かれていますが、それと比べると若干色味の傾向が違うように見えますね。(しかし、そこまで気にする人はいないでしょう…)
商品の見た目としては、着色料が使われてることでこのほんのりとした黄色になっていますが、もし使っていなかったらかなり白っぽい見た目になって「桃感」がなくなってしまうでしょうから、やはり着色が見た目的に必要でしょう。
〈サイズ〉
↓商品実測値(※繰り返し計測なし)
長さ(cm) | 長辺 | 短辺 | 高さ |
今回はボトル型の容器にぴったりと入っている氷菓なので、計測なし。
エナジードリンクと同じような、小型のボトルを模したユニークなパッケージですよね。
手に持ちやすいですし、ある程度溶けてこないと最後まで食べられませんが、こぼれる心配がほとんどないので、子どもや食べるのが遅くアイスをこぼしてしまう…というようなタイプの人でも、安心して食べられます(←知覚過敏気味の私のようなヤツのことです。笑)
〈香り・食感・味〉
〈香り〉
爽やかで甘さを感じさせる、桃の香りがしっかりと香ります。
種類にもよりますが、桃は濃厚な甘みがある香りが特長。その桃らしい特長の出た香りですね。氷菓なので凍った状態でもしっかりと香りを出すために、香料が併用されています。
お菓子のクオリティに香りは切っても切れないものがあり、多くのお菓子で香料が使われていますよね。良い香りのお菓子は、何倍もお菓子をおいしくしてくれます。(家庭でも、バニラエッセンスなどは定番中の定番ですね!)
〈食感〉
パピコの特徴である、とろりとしたなめらかな舌触りです。基本はなめらかな食感ですが、食感のアクセントとなる氷粒と果肉があるので、その部分はシャリシャリ食感/果肉のやわらかい食感があります。
一度凍らせたものを溶かすと(食べるときにどうしても一部は完全に溶けますよね)水っぽくなりやすいですが、こちらのパピコはほとんど水っぽさが出ません。
そのため、チューブから出せるだけのやわらかさに溶けても水っぽいベシャベシャした食感でなく、なめらかで口どけよく食べられます。
水っぽさがあると「味が薄い」感じがして評価が下がりがちですが、その点ではパピコは水っぽさが少ないので溶けたことによる味の薄さはほとんど感じません。これはパピコの強いところですね。
〈味〉
桃の香りとともに、口いっぱいに桃の味わいがあります。氷菓なので甘みはすっきりとしていて、桃の甘みとジューシーさが口いっぱいに広がります。
原材料の第一位に桃の果汁と果肉が使われているだけあって、フルーティーで自然な味わいなのが魅力です。レギュラー商品であるチョココーヒーは甘さの中にも濃厚さがあるチョコの雰囲気がしっかり出ている味ですが、こちらは桃の風味とさっぱりした味わいが夏にぴったりです。
かなり小さめのサイズではありますが、桃の果肉、そして果汁がしっかりと感じられます。桃の果肉と氷粒の食感があるので、なめらかさの中にも変化があって良いですね。
スムージーは「凍らせた野菜や果物をミキサーにかけた、シャーベット状の飲み物」の事なので、まさにフルーツベースのこのパピコはスムージーと呼ぶにふさわしいですね。
本来のスムージーは果物や野菜そのものを粉砕しますが、こちらは砂糖などを加えて、よりデザートらしい仕上がりになっています。(かつ、ローコスト化にも)
砂糖が多めに入っていることで、デザートにぴったりの甘みと桃の味わいがあります。
青果としての桃は単価が高く、販売価格として2玉400~900円くらいとかなりの高価なフルーツです。その点、気軽に桃の風味が楽しめるコスパの良さ、そして暑い日にもぴったりの氷菓である点も嬉しいポイントです。
関連商品
グリコの人気氷菓/アイスブランド「パピコ」のレギュラー商品。
なめらかな食感とボトル型のユニークな容器が特長で、カフェラテと生チョコをブレンドした味わいも魅力。
「パピコ 白桃のスムージー」同様、夏の期間限定商品として投入された。シチリア産レモン果汁5%を使用し、フルーティーな甘酸っぱい味わいとキレのある後味を実現。
※当サイトの関連記事
…パピコの秋口の期間限定商品である梨フレーバーの商品。梨果汁がたっぷりと使われた、果汁感ある味わいの一品。
当サイトでの記念すべき第一弾記事。深夜に書いたラブレターのような謎のテンションの本文…笑
他社、他ブランドの競合商品
「パピコ」はなめらかな食感や味わいの品質はもちろん、チューブ型の容器が個性的な商品。ロングセラー商品としてしっかりと特長を持っている(チューブ型、2つくっついた2個包装、食感など)商品なので、他のメーカーが真似してもやはり二番煎じ感・パクリ感は拭えないもの。
また、フレーバーとして採用された「白桃」は、日本での栽培が盛んで初夏~夏の味覚としても人気の高いフルーツ。主に缶詰用に使用される肉質のしっかりとした黄桃に比べて、白桃はそのたっぷりの果汁とやわらかい肉質が特長です。
その白桃の特徴を活かして、飲料やアイス、グミ、生菓子など水分量の多いお菓子に採用される傾向がありますね。特に生産の最盛期が夏場なので、大手メーカーの商品としても季節感のある夏の期間限定として展開しているものが多いです。
〈同ジャンル菓子〉氷菓/アイス
人気の「アイスボックス」シリーズの派生「アイスボックス 濃い果実氷」より、白桃フレーバー。期間限定商品として、数年前発売されたものを、2017年にリニューアル投入した。
白桃果汁を原料中80%使用し、果汁感と自然な味わいを実現したクラッシュ氷で、夏にぴったり。
「パピコ 白桃のスムージー」と同じ「氷菓」の分類ではあるが、食感や1つのサイズが全く異なる特長の違いがある商品。
2014年3月に発売した、パピコによく似た形態のアイス。「パ行」で始まる商品名、チョココーヒー味、2つ入り、チューブ型…と基本設計がパピコそっくりに仕上げてある一品。販売地域は限定的で、スーパーなどで購入可能の様子。
〈別ジャンル菓子〉グミ
カバヤのグミシリーズ「ピュアラルグミ」より、ピーチ味。
果実感のある舌触りのセンター層と弾力食感の外層の2層構造で、食感の良さをウリにした商品。山梨県産の白桃果実を使用している点もポイント。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★★☆☆☆白桃らしさ出ていて、購買欲そそる。 |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★★☆☆ジューシー感となめらかな食感があり、さっぱりとした桃果肉・果汁の味わい。 |
総合評価 | ★★★★★☆☆白桃の風味、爽やかで夏らしい。 |
リニューアル発売されるだけのことはある、桃の風味を楽しめる一品です。
桃の果汁・果肉が原材料第1位となっているだけあって、自然な風味が魅力です。昨年度からのリニューアルである本品では白桃ピューレが使われ、さらになめらかな舌触りと味わいが実現しています。
桃の味わいは酸味がほとんどなく甘みがしっかりとしていつつも、氷菓でしっかりと凍っているので甘ったるくありません。
なめらかな食感の中に微細な氷粒と桃果肉の食感が良いですね。
果汁を中心とした商品は氷っぽいガリガリした食感や溶けると水っぽくなりやすかったりしますが、「パピコ」ブランドの特長であるなめらか食感はこの桃味でも健在。
パピコらしいなめらかな食感とさっぱりした桃の味わいが良く合っておりコスパも良いので、総合で★5つです。
氷菓のフレーバーで夏を代表する季節のフルーツ・桃…これはもう、みんな食べたくなること間違いなしでしょうね。桃は酸味が少なく甘み・香りがしっかりとあるフルーツなので、万人受けするかと思います。
まとめ
昨年に続き今年も発売された、期間限定「パピコ 白桃スムージー」。
年間の期間限定フレーバーの中でもトップクラスの評判だったことが納得のお味でしたね。
夏らしい氷菓で、ジューシーな味わいの本品、ぜひお試しあれ。
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※期間限定商品のためネット上では購入不可。
早くまた発売されるといいですね!
(ちなみに、↓のフレーバーならパピコの単品フルーツ系で唯一ネット購入可能)
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