どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】ポテトチップスギザギザ コーンポタージュ味 です!!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
※関連記事
→【新発売】ポテトチップスクリスプ うすしお味(カルビー)商品分析!
基本データ
まずは基本データから。
商品名 | ポテトチップスギザギザ コーンポタージュ味 |
製造者 | カルビー株式会社 |
名称 | スナック菓子 |
内容量 | 58g |
原材料 | じゃがいも(遺伝子組換えでない)、植物油、砂糖、食塩、チーズパウダー、乳等を主要原料とする食品、オニオンパウダー、コーンスターチ、スイートコーンパウダー、粉末植物油脂、チキンコンソメパウダー、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、セロリパウダー、クリームパウダー(乳製品)、調味料(アミノ酸等)、香料、甘味料(ステビア) |
賞味期限 | 製造日から4ヶ月 |
発売日 | 2016年9月26日(終売日:2017年1月中旬) |
発売エリア | 全国 |
価格 | |
商品コンセプト・説明 | カルビーポテトチップスの厚切りシリーズです。良質なじゃがいもを厚切りカット、素材のおいしさをザクザクッと噛みしめて楽しめます。
コーンの風味とクリームのコクをお楽しみください。(公式サイトより) |
備考 | 期間限定販売 |
ポテトチップスのバリエーションシリーズ、「ポテトチップスギザギザ」からの期間限定秋冬向け商品です。
商品キーワード
ポテトチップスギザギザ、期間限定、コーンポタージュ
やはりここで注目すべきは、「期間限定」「コーンポタージュ」というポイントですね!
期間限定の中でも、コーンポタージュ味やシチュー味は秋冬に人気のフレーバーです。
秋から冬にかけては身体の温まる料理が人気ですが、それに合わせてお菓子業界でも「あったか系料理のフレーバー」の期間限定商品が増えてきますよね。売り場でもこれらのフレーバーが出てくると「本格的に寒くなってくる時期だなあ…」と実感してしまいます。
これらのフレーバーは、やはり濃厚さやクリーム感が合う冬場の期間限定が一番季節感を感じられますね。
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | ― |
購入日 | 2016/09/-- |
購入価格 | ¥ |
備考 | ― |
今回全然チェックできてませんでした…いかんいかん。←
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
↓パッケージ(表裏)
イエローベースで、商品名にもある「ギザギザ」が目にも鮮やかなパッケージです。「ギザギザ」と「ポテトチップス」の書体をわざと変えてありますが、書体の違いで印象も変わりますし、目立ちますね。
そして、この商品も「ポテトチップス」シリーズ共通のピンクの書体で商品名が書かれています。ポテトチップスシリーズはどの商品も「ポテトチップス」の文字がピンク色に統一されていますね。
フレーバー名は商品によって変えられていますが、この商品は黒系×赤の囲み文字です。
期間限定の文字はゴールド系のグリーンで、ちょっと見づらいですが期間限定好きは確実に見る部分に入っていますね。
それにしても、私の写真の腕がひどすぎるな!笑
本当はもっとキレイなパッケージです!
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「チーズパウダー」「乳等を主原料とする食品」「スイートコーンパウダー」「たんぱく加水分解物」とある部分ですね!
コーンポタージュ味の肝となる部分のベース(多く含まれている)が、チーズパウダーと乳等を主原料とする食品。そして、玉ねぎやでんぷんよりもコーン自体は含量が少なめです。
たんぱく加水分解物、という「味の素の超強力版」みたいなやつも入ってます。これが入っていると、後味のきゅーっと唾液が出るような強い旨みが出せるんですよね。これが少量入ることで、後引く旨みが演出できます。でも入れ過ぎると口の中唾液だらけになるよ!
それから、オニオンパウダーやクリームパウダーも添加することで、味に奥行きを持たせていますね。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
しっかりと刻まれたギザギザ!
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉深めに入ったギザギザのスリットに、周りに少し焦げがあるのが見た目にもおいしそうですね。通常のポテトチップスよりも厚いので、生地自体もしっかりした感じがあります。
〈サイズ〉じゃがいもをスライスして作られているのでサイズは原料に由来しますが、一口サイズ~それより少し小さいくらいが多いですね。
一部割れがありますが、このタイプのスナックでは一定の割合で出てしまうものなので普通です。
〈味・香り・食感〉
〈香り〉袋を開けてすぐに、嗅いだことのある、馴染みの「コーンスナック」の香りがします。これ系のスナックの場合ではもはや定番中の定番らしい香りですね。この匂いを嗅いだだけで「コーンポタージュ味だ!」とわかりますし、好きな人は匂いだけですぐにフレーバーを当てられるでしょう。
それくらい、テンプレートな香りです。しかし逆に、コーンポタージュ味のお菓子を買ってこの香りじゃなかったらもしかしてガッカリしてしまうかもしれませんね。
〈食感〉口に入れるとバリバリ!と小気味いい音を立て生地が割れていきます。ノーマルポテトチップスと比べて断然歯ごたえがありますが、しかし、硬過ぎるわけではありません。硬いのは苦手…という人でも簡単に割れる適度な歯ごたえです。ギザギザがあることと厚みによって、食感がノーマルポテチとはかなり違いますね。
〈味〉期待した通りの、コンポタスナックの王道!な味付けです。よくあるコンポタスナックの例に漏れず、こちらも「どこかで食べたことのある」ような定番のデフォルメされたコーンポタージュ味ですね。スナックらしい、というか。しかし、オニオンやチキンコンソメ、クリームパウダーによって他の商品に比べより深みのある味になっています。
食べ慣れたコンポタ味ではありますが、こちらはギザギザ厚切りスライスのポテチを生地に使っているという事、これが最も違う部分ですね。
厚切りであることでよりじゃがいもの風味を強く感じることができます。言うなれば、コーンポタージュスープの中に具としてじゃがいもも入っているような? そんな味わいです。
コーンポタージュとじゃがいもは元々も相性がいいですから、この生地×シーズニング(味付け)の相性も当然いいですね! じゃがいもの味がしっかり感じられる分、ノーマルポテチよりもやはりリッチな感じがあります。
関連商品
↓ポテトチップスギザギザ コク深いチキンコンソメ(カルビー)
ポテトチップスの厚切りのスライスバージョンである「ポテトチップスギザギザ」の通年商品。コンソメ味はポテチ分野では人気が高いですね。
こちらもポテトチップスギザギザシリーズの通年商品。やはりオーソドックスなものが通年商品に選ばれますね。そのほか、変わったフレーバーや地域の味の物はそれぞれ限定商品として発売されています。
他社、他ブランドの競合商品
コーンポタージュ味はスナック分野では定番の味付けでもありますね。しょっぱい系の味になるので、スナックや米菓以外の分野ではほとんど登場しません。
代表的なお菓子には、通年商品もあるほど人気!
そして、やはりお菓子よりもスープ系商品の販売が当然多いです。即席スープや缶スープでよく登場する人気者です。スープ商品売り場はもちろん、冬場は自動販売機にもよく登場しますね。
〈同ジャンル菓子〉スナック
ご存知コーンポタージュスナックの王道と言えばやっぱりこれ! 駄菓子らしい味付けですが、小さいころからこれが好きだったという人も少なくない通年販売の人気商品です。
ちなみに、人気の「うまい棒 コーンポタージュ味」はやおきんが販売ですが、製造がリスカなのでほぼ同じ味わいです。
〈別ジャンル菓子〉米菓
栗山米菓の人気ブランド「ばかうけ」の人気投票によって選ばれたフレーバーの一つして、コーンポタージュ味が採用。2015年の期間限定商品として発売されたものなのですでに店頭にはありませんが、人気投票で選ばれた味であることからも、コンポタフレーバーの人気がうかがわれますね。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★☆☆商品内容分かりやすく、高級感ある |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★☆コンポタスナックの王道味付け |
総合評価 | ★★★★☆じゃがいもとコンポタ味の相性◎ |
王道コーンポタージュスナックともいえる味付けで、秋冬限定にふさわしい季節感が感じられる一品です。
厚切りのギザギザスライスポテチにコンポタ味は相性が非常によく、じゃがいもの持つベースの味にコーンポタージュ味がよくなじんでいます。
コーンポタージュ味は元々ある程度のファン層があるかと思いますが、その層の人たちが期待する「スナックらしいコンポタ味」の王道を行った味付けで、安心して食べられる味です。
逆に言うと新規性(目新しさ)はないかもしれませんが、味としてじゃがいも生地に合う事、食べやすく万人受けする味である事もあり、総合で★4つです。
まとめ
ポテトチップスの関連シリーズのうち、リッチ寄りのシリーズ「ポテトチップスギザギザ」。今回お試しした「コーンポタージュ味」はジャガイモのうまみとコーンポタージュシーズニングがよくマッチした限定商品でした。秋冬らしい味わいのスナックとして、これからの時期にぴったりの商品です。