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クッキー・ビスケット

【夏季限定】プチブッセ 瀬戸内レモン(ロッテ)商品分析!

どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。

本日のお菓子は、【夏季限定】プチブッセ 瀬戸内レモン  です!!

プチブッセ 瀬戸内レモン
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

 

基本データ

まずは基本データから。

商品名  プチブッセ 瀬戸内レモン
製造者  株式会社ロッテ
名称  洋菓子
内容量  8個
原材料  砂糖、全卵、小麦粉、植物油脂、カカオマス、ショートニング、水あめ、乳糖、全粉乳、脱脂粉乳、乳等を主原料とする食品(植物油脂、クリーム、脱脂粉乳、還元水あめ、デキストリン)、食塩、濃縮レモン果汁(瀬戸内地方産100%)、乳清たんぱく、ココアバター/加工でん粉、ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、香料、膨張剤、酸味料、クチナシ色素
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中)  卵、乳成分、小麦、大豆
賞味期限
発売日  2017年5月30日(火)
発売エリア  全国
価格  オープン価格(想定小売価格220円(税抜)
商品コンセプト・説明 ふんわりケーキと爽やかなレモンの甘酸っぱさ。1.食べ飽きない甘さと、軽い食べ心地が魅力の小さなサイズのケーキです。
2.爽やかなレモンクリームとチョコレートをふんわりケーキでサンドした、夏季限定のプチブッセです。
3.冷やして食べると、パリッとした板チョコ食感が楽しめます。(ニュースリリースより)
備考 新発売、夏季限定

人気の「プチブッセ」シリーズより、期間限定で「プチブッセ 瀬戸内レモン」が新登場。

 

商品キーワード

新発売、期間限定、プチブッセ、プチサイズ、瀬戸内レモン、レモンクリーム、冷やす、「冷やすとパリッと板チョコ食感」

やはりここで注目すべきは、「瀬戸内レモン」「冷やす」というポイントですね!

「プチブッセ」は、ロッテの人気洋菓子シリーズ。クリームサンドケーキで、女性でも気軽に食べやすいプチサイズが特長です。小さいながらに、チョコレート層・レモンクリーム層を上下のふんわりケーキで挟み、最後にチョコを掛けてある複雑な構成。

一般的な生菓子のケーキは日持ちせず大きめなので気軽に食べづらい…という人にも、このサイズはリフレッシュに少し食べたい、というときに良いですよね。個包装なのもうれしいポイント。

 

そして今回は、限定フレーバー「瀬戸内レモン」。レモンの名産地として有名な瀬戸内産のレモンを素材に使った、有名産地をうたった部分がウリの商品ですね。

 

また、初夏に入り暑くなってくることでだんだん「甘みが強いもの・水分が少ないもの」が敬遠される時期になります。しかし、レモン味は酸味があることでさっぱりした食味と、唾液が(普通のものよりは)出やすいので、飲み込みづらさも軽減されます。秋冬にぴったりの濃厚なこってりな味と比べて、夏向きのフレーバーですね。

 

製品購入データ

こんな場所で実際に購入しましたよー。

購入店舗  郊外型スーパー
購入日  2017/06/01
購入価格
備考

今回は価格チェックできておらず。

 

製品チェック

パッケージ

それでは、パッケージから見ていきましょう!

パッケージ(表)

プチブッセ 瀬戸内レモン

厚みのある白地のビニールパッケージ。カラーはパッケージの元々のカラーをベースにした白で、明るい水色、そしてレモンフレーバーらしい明るい黄色。夏らしい爽やかなテイストのパッケージです。

そしてプチブッセ自体のイメージ写真はリアルなテイストですが、レモンや背景イラストの水玉は水彩タッチでやわからい印象です。すべてくっきりとしたデザインになっていないことで、目立たせるところと引くところのメリハリがありますね。また、女性らしいやわらかい印象も感じます。

細かいところでは、商品名の右下に、郵便の消印マークをベースにした、「SETOUCHI LEMON」とイラストが。かわいらしく、そして「産地直送」かのような印象も持てますね。

 

パッケージ(裏)

プチブッセ 瀬戸内レモン
裏面左側がパッケージ必要事項、右側左上には「ロッテ プチタイプシリーズ」の紹介。

この商品を買った人は同様のプチサイズケーキに関心が高いでしょうから、これを見て「買ってみよう」と思ってもらうきっかけになりますね。ちなみに、「プチブッセ テイスティバニラ」「プチチョコパイ」が記載。

 

パッケージ(上下)

プチブッセ 瀬戸内レモンプチブッセ 瀬戸内レモン

商品名の表示がある、シンプルなパッケージ上下。

 

パッケージ(側面)

プチブッセ 瀬戸内レモンプチブッセ 瀬戸内レモン

片面には賞味期限と「冷やすとパリッと食感」の説明。

もう片面には、商品名と個包装や商品のイメージイラスト。

 

栄養成分表示拡大

プチブッセ 瀬戸内レモン

成分表は1個当たりで記載。カロリーは1個52kcalで、おやつとして1、2個食べるくらいにはちょうどよいカロリーですね。

 

原材料表示部分拡大

プチブッセ 瀬戸内レモン

ここで注目すべきは原材料に「「濃縮レモン果汁(瀬戸内地方産100%)」「酸味料」とある部分ですね!

最も含まれる原材料は「砂糖」。そこに、全卵、小麦粉とケーキ部分の原材料が続きます。植物油脂やショートニングなど、日本のお菓子で定番の原材料も登場。ショートニングはバターの代用品ですね。

このフレーバーの要・レモン系の原料は、「濃縮レモン果汁」が使われています。かっこ書きで瀬戸内地方産100%、とあるので、混じりっけなしの瀬戸内レモンを使っていることがわかります。

 

「添加物」は加工でん粉以下の8種。甘味料や風味を保つためのアルコール。

商品そのもの見た目や味にかかわる部分では、レモン香料でレモンの香りを増強し、黄色系の着色料でレモンクリームの色みを表現。酸味料で、レモン果汁では不足だった分の酸味を付与。レモンだけの酸味ではないということになります。

表パッケージには、香料はレモン香料を使用していることが明記してありますね。

 

包装

個包装もチェック。

トレイ

プチブッセ 瀬戸内レモン

底の深いトレイは大きく2つに仕切られ、4個×2に分かれて個包装が並べられている。

 

↓個包装

プチブッセ 瀬戸内レモン
アルミ包装で、茶色の1色のみを使ったシンプルな個包装。プチブッセの個包装はすべてこちらのデザインに統一されていますね。

 

商品実物

実際のお菓子がこちら。

商品アップ(表裏)

プチブッセ 瀬戸内レモン
表面には、チョコレートによるデコレーション。底面もしっかり焼き色が入っています。

 

商品アップ(横) 

プチブッセ 瀬戸内レモン
ボリュームのあるケーキと、それにサンドされたレモンクリーム。チョコのデコレーションがアクセント。

 

商品断面(包丁でカット)

プチブッセ 瀬戸内レモン
ケーキにサンドされた、チョコレート層とレモンクリーム層がきれいな層になっている。

 

〈外観(見た目・サイズ)〉

〈見た目〉

このサイズながらきれいに4層に分かれており、プチサイズのひとくちケーキらしい見た目へのこだわりを感じます。

ケーキ部分の均一に入った焼き色とレモンクリームの黄色、チョコレートの茶色…と、色の対比がきれいです。ケーキらしい、食欲をそそる層構造ですね。チョコレートのデコレーションがあるとないとでは大違いですから、商品に華を添えています。

横から見ると、カットしていなくてもレモンクリームが少しはみ出すように見えていて、たっぷりとクリームが挟んである印象を感じます。(きっと横から見た時に適度に見える量に設計されているのでしょうね)

レモンクリーム部分はチョコレート層よりも厚く、断面全体でいうとほぼ真ん中にあります。

 

〈サイズ〉

商品実測値(※繰り返し計測なし) 

長さ(cm) 直径 4.5 高さ 1.5

今回は円形の商品だったので、直径をほぼ直角で2回計測。2回とも4.5cmでした。

全体的には、やや大きめな一口サイズ。私(女性)は2口くらいで食べられるサイズでしょうか。やや大きめな分、1つ当たりの満足度も高いです。

 

〈香り・食感・味〉

〈香り〉

個包装を開けると、ふんわりとレモン風味の香りが。チョコレート菓子でよく嗅ぐタイプの、「レモンフレーバー」らしい香りですね、嗅ぎなれた感じです。チョコレートと焼き菓子らしい香ばしい香りもあり、レモンケーキらしさが表現されています。

酸味やカドのある感じの香りではなく、まろやかなレモンの香りです。

 

〈食感〉

ケーキ部分はふわっとしていて、チョコレート層は少し歯ごたえがあり、クリームはソフト食感。

これから暑くなる時期ということもあり、気温に比例してチョコレート層がやわらかくなっていくので、夏場に向けては食感を楽しめる「冷蔵庫で冷やしてパリッとさせた方」がより美味しく食べられるでしょう。

公式でもおすすめしているだけあり、このチョコレートの食感があるとないとでは、食べているの時の層ごとの食感のメリハリが段違いです。

 

クリームは固さがないがもったりとした固体で、みずみずしさはありません。こちらの商品は半生ケーキなので、洋生菓子の水分の多いクリームや生クリームに比べたらやや口どけは劣ります。このあたりは、日持ちさせるという部分も重要なので、このような食感にしてあるのでしょうね。

 

〈味〉

食べてみると、ほんのりとしたレモンの酸味と一緒にケーキやチョコレートの甘みを感じます。

ケーキ全体の甘みは強い方なのですが、ほんのりとしたレモンの酸味があるので、後味の甘ったるい感じは少なく食べやすいです。

「レモンケーキ」というほどにはレモンの風味が強くなく、全体にまろやかな味です。しかしレモンが入っていることで確実に後味が爽やかになっており、甘い一辺倒でないので2、3個ぺろりと食べられてしまいそうですね。

ケーキの香ばしさのある甘み、チョコレートのミルク感ある甘み、レモンクリームの爽やかな甘みと、3つの味わいが合わさってケーキらしい複雑な味わいが表現されています。

 

関連商品

プチブッセ テイスティバニラ(ロッテ)

ロッテの人気ビスケット系シリーズ「プチブッセ」のバニラ系フレーバー。リニューアルも行われている、定番フレーバー。

 

プチチョコパイ(ロッテ)


ロッテの人気半生ケーキ「チョコパイ」シリーズより、その人気商品をひとくちサイズにしたプチサイズのチョコレートパイ。

商品サイズや包装形態は、プチブッセと同様。

 

他社、他ブランドの競合商品

プチブッセシリーズのような半生ケーキは、個包装してあり日持ちもするので、お茶受けとして人気が高いです。

他社からも、数が多めに入っているファミリーサイズの商品が色々な商品ブランドで発売されていますね。

 

一方、レモンフレーバー…特に瀬戸内レモンフレーバーは、酸味がありさっぱりしていて産地をうたうこともできるので、チョコレート、キャンディ、アイスから米菓にまで、多岐に富んだ商品展開をしています。

瀬戸内地方産のレモンをはじめ、国内最大のレモン生産量を誇る広島県で生産され、さらには通年での安定供給が可能になっているのも、菓子製造の原料としては嬉しい点です。

この瀬戸内レモンをフレーバー名に挙げているものは初夏発売が多いので、その時期に新発売となれば自然とぶつかりますね。

安定供給に産地をうたえるポイントがあるので、まず多くのメーカーでの初夏〜夏に開発候補の筆頭として入っているでしょうね。

 

〈同ジャンル菓子〉洋生菓子

ミニシルベーヌ 塩レモン(ブルボン)

ブルボンの人気ファミリーサイズ「ミニシルベーヌ」の新商品「塩レモン」。カットされたショートケーキを思わせる形が特長のミニシルベーヌに、スポンジ生地内にレモンゼリーとレモンクリームがサンドして仕上げている

 

〈別ジャンル菓子〉キャンディ

瀬戸内レモンミルキー(不二家)

不二家の看板商品である濃厚なミルク感のキャンディ「ミルキー」シリーズに、爽やかな「瀬戸内レモンミルキー」が登場。

 

(独断と偏見による)製品評価

パッケージ評価 ★★★★☆夏を思わせる爽やかなパッケージで手に取りたくなる。
製品評価(味・香り・食感・見た目) ★★★☆☆レモンの風味はほんのりとしているものの、トータルバランス◎
総合評価 ★★★☆☆抜きんでた仕上がりではないが食べやすく、パッケージともに爽やか。

プチサイズケーキながらレモンのほんのりとした風味でバランスが良く、食べやすい一品です。

チョコレートが使われたお菓子は夏に敬遠されるパターンが多いですが、こちらのプチブッセシリーズもチョコレートを素材の一部にしているので、夏の売上対策必須の商品群でしょう。

要は「夏でも食べたい!」と消費者が感じられるようなフレーバーのものを夏限定で発売する、というところですね。

 

今回の商品は、産地をうたった「瀬戸内レモン100%使用」「青・白・黄色の夏らしい季節感のあるパッケージ」「酸味でさっぱりとしていて食べやすい」と、夏向け商品開発で定番で出てくるポイントをすべて押さえてあります。ほんのりしたレモン風味ではありますが、このほんのりした酸味があるとないとでは大違いです。

また、「冷やすとパリッと板チョコ食感」も、冷やすことで食感をより楽しむことができます。また夏の「チョコレートが溶けてしまう問題」でも、冷蔵庫で保管してもらい出してすぐ食べてもらえれば、全くなんの問題もナシ。そういう人が増えれば、夏の暑さによるチョコレート消費の落ち込みも多少は回避できますね。

 

というわけで、コレだ!という抜きんでた部分はありませんが、パッケージ・商品ともに爽やかで夏らしい商品なので、総合で4寄りの★3つです。

無難ではありますが、プチブッセシリーズらしさのあるやさしい味わいとデザインが魅力ですね!

 

まとめ

人気の「プチブッセ」シリーズより、夏らしい爽やかなフレーバー「プチブッセ 瀬戸内レモン」が新発売でしたね。

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