どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】ブランチュールミニDX芳醇ミルクティーチョコレート です!!
ブランチュールミニDXシリーズ、手ごろな価格で気になるフレーバーの物が限定発売されるので毎回気になってしまいます。今回は大好きな紅茶(ミルクティー)フレーバーという事でかなり楽しみにしていました!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
※関連記事
→「【期間限定】ブランチュールミニDX濃厚さつまいもチョコレート(ブルボン)商品分析!」
基本データ
まずは基本データから。
商品名 | ブランチュールミニDX芳醇ミルクティーチョコレート |
製造者 | 株式会社ブルボン |
名称 | チョコレート菓子 |
内容量 | 12粒 |
原材料 | 砂糖、小麦粉、液卵白(卵を含む)、ココアバター、ショートニング、マーガリン、植物油脂、全粉乳、乳糖、ホエイパウダー(乳成分を含む)、紅茶エキス粉末、紅茶、水飴、食塩/乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(カラメル)、膨張剤、環状オリゴ糖 |
賞味期限 | 8ヶ月 |
発売日 | 2016/11/01(火) |
発売エリア | 全国(販売チャネル…コンビニ、量販店、ドラッグストア、小売店、ドラッグストア、小売店、売店など) |
価格 | 希望小売価格130円(税別) |
商品コンセプト・説明 | 気温が下がってくる時期に、温かいミルクティーを飲んでホッと一息つくような優しい味わいの ブランチュールミニです。 ラングドシャ生地に紅茶の茶葉を直接練り込んだことで、香り高い風味がお楽しみいただけます。 また、チョコレートには紅茶パウダーを加え、ほんのりと渋みのある味わいに仕上げました。 砂糖の甘さ、ミルクのコク、紅茶茶葉の香り高さとほのかな渋みなどホッとする味わいがお楽しみい ただけます。(ニュースリリースより) |
備考 | 期間限定販売 |
女性に人気の紅茶をテーマにした期間限定のブランチュールです。このブランチュールミニDXシリーズは、少しリッチめのラインで食べきりサイズが特長ですね。
そして、なぜかニュースリリースは出てくるものの、公式サイトからブランチュールミニDXの商品情報がなくなっている…なぜなんでしょう…。
商品キーワード
ブランチュールミニDX、期間限定、ミルクティー、紅茶茶葉
やはりここで注目すべきは、「ミルクティー」「ブランチュールミニDX」というポイントですね!
ブルボンのお菓子シリーズの中でも、このブランチュールは根強い人気のあるシリーズ。アルフォートと並んで、限定品が出るといつも注目されていますね。他の期間限定販売のチョコレート菓子と並べると、買い求めやすい価格帯なのもうれしいところ。
そして、紅茶は男性と女性で好き嫌いが分かれる飲み物なのですが…紅茶は女性にはとても人気があるドリンクです。
加えて、ニュースリリースにもあるように季節は11月からはぐっと冷え込んできて温かい飲み物がほしい季節。温かい紅茶に合わせてこの商品を食べる人も紅茶好きには多いでしょうから、そういった紅茶好きの人には間違いなく好まれるでしょうね。
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | コンビニ(セブンイレブン) |
購入日 | 2016/10/02 |
購入価格 | ¥140 |
備考 | ― |
11月1日発売で、翌日の2日に購入。コンビニのチョコレートの棚に、新商品の掲示とともに陳列されていました。
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
ブランチュールというブランド名よりも、ミルクティーというフレーバー名の方が大きく入っています。このフレーバーに惹かれて手に取ってみた人は、サイドのブランチュールのイラストや金色の「ブランチュールミニDX」という文字でブランチュールミニDXの新フレーバーだという事にすぐに気づくでしょう。限定品なので、まずフレーバーに目が留まる事は重要ですもんね。
(でも期間限定の文字は表示されてないですが…ニュースリリースには限定と書いてあります)
パッケージ裏には、簡単な商品説明と原材料などの必要な裏面表示が占めています。
↓パッケージ(上下)
会社名、ブランド名、フレーバー名のシンプルな上下表示。
↓パッケージ(側面)
側面左右のデザインもまったく同じで、側面の両方から開封できるようになっています。私は実は元左利きでパッケージの開封は左手の方がやりやすいので、この気配りは嬉しいですね。パッケージの廃棄の際にもつぶしやすいのでありがたいです。
↓栄養成分表示拡大
さくっと軽い食感ではありますが、カロリーはそれなりにありますよー。(ラングドシャ&チョコだからまぁ当たり前ですね)
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「紅茶エキス粉末」「紅茶」とある部分ですね!
このシリーズではショートニング、マーガリンが定番で使われていますが、これは日本のお菓子業界ではよく使われる素材ですね。ときどきはいいですが、食べすぎ注意ですよ!
そして、この「芳醇ミルクティー」のフレーバーの要である紅茶は「茶葉」と「エキス粉末」の2種類が使われています。
- ラングドシャクッキー…紅茶茶葉使用
- チョコレート生地…紅茶エキス粉末使用
紅茶を原料として用いる時は、茶葉、エキス粉末(エキスパウダー)、紅茶液など形態が色々あるのですが、ここでは2種類をチョコレートとラングドシャ生地とに分けて使っています。こだわりが感じられますね。
包装
包装もチェック。
↓外箱を開けたところ
ミルクティーを思わせるような、淡いクリーム色です。こちらでも商品名が最も大きく印字されていますね。ミルクティーを推しています。
↓包装(表裏)
商品実物
実際のお菓子がこちら。
前回は思い切り開けるの失敗してばらけちゃいましたが、今回は開封成功しました。笑
上下2段に分かれて、12個入りです。ブランチュールミニDXシリーズはすべてこの形に並べられていますね。模様は1つ一つまったく同じではなく、太さや線の繋がり方も微妙に異なっています。
黒い点に見えるのは茶葉ですね。
ラングドシャ生地もチョコレート生地も薄いので、簡単に割れます。
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉ブランチュールの特徴的な模様入りのラングドシャ生地、そして長方形のサンドされたチョコレート生地が見える部分は通常品と同じ。ここで見た目で最も違うのは、斑点のように黒い粒…紅茶葉が入っている事ですね。
この商品には紅茶エキス(パウダー)と茶葉が使われていて、茶葉の方は味と見た目のアクセントとして、ラングドシャ生地にのみ使われています。
紅茶の茶葉は香りもよく見た目にもしっかりと目立たせることができるので、こうして見た目に目立つ部分に使う事が多いです。反対に、クリームやこの商品のようなチョコレート、飲料などには舌触りが悪くならず風味も強い「エキスパウダー」、…エキスを抽出して粉末化した物を用いる事が多いです。使い分けですね。
〈サイズ〉
↓商品実測値(※繰り返し計測なし)
長さ(cm) | 長辺3.5 | 短辺2.3 | 高さ0.6 |
厚さ(cm) | チョコ0.2 | ラングドシャ(1枚当たり)0.2 | ― |
ラングドシャ生地もチョコレート生地も、他のブランチュールミニDXシリーズと同程度のサイズです。もちろん、通常のブランチュールと比べると1粒が小さいですね。
〈香り・食感・味〉
〈香り〉内袋を開封してみて、まずその香りの強さですぐに「紅茶味だ!」と思えるストレートな紅茶らしい香りですね。ミルクティーらしい香りもしっかりと出ていて、「芳醇ミルクティー」というフレーバー名の由来を感じますね。
チョコレート菓子の香りづけではよくデフォルメされたような香料が採用されることが多いですが、これは違和感の少ない紅茶らしい香りです。紅茶香料も種類がありますから、よりミルクティーの風味を増強できるものが採用されているでしょうね。紅茶はそれ自体香りが強く、物によっては香料がなくとも十分に香りが出る場合もあります。
〈食感〉ラングドシャ生地のさっくりした歯触りと、薄いチョコレート生地が合わさって軽い食感ながら歯ごたえの違いが楽しめます。この部分は通常のブランチュールと変わらないですね。この食感の軽さで、いくつも食べたくなってしまいます。
〈味〉ブランチュールシリーズの期間限定品にはやや甘味が強い物が多いですが、これは紅茶葉や紅茶エキスが入っているのでほのかな苦みがあり、紅茶らしい香りとともに「ミルクティーの味わい」が楽しめます。
紅茶の茶葉の種類まではニュースリリースや公式サイト、パッケージにも書いてありませんが独特の渋みや清涼感から、アールグレイ系の茶葉やエキス、香料を使っていると思います。
アールグレイは、紅茶が好きな方なら知らない人はいないというほど有名なフレーバーティー。ベルガモットというかんきつで香りづけがされた茶葉で、この爽やかで特徴的な良い香りは多くの人に好まれます。このアールグレイ系の風味の紅茶が効いているので、油分や糖分で甘ったるくなりがちなホワイトチョコレートの味を引き締めていますね(程よい渋みや香りの効果。特に後味)。
紅茶が好きな人はもちろん、ホワイトチョコレートは苦手…という人でも食べやすいような味に仕上がっています。特に女性の舌に合うでしょうね。
関連商品
↓ブランチュールミニDX濃厚さつまいもチョコレート(ブルボン) ※期間限定
ブランチュールミニDXシリーズの2016年初秋、限定販売商品。安納芋を使って、焼き芋らしい味わいを表現。
※口コミ記事
→「【期間限定】ブランチュールミニDX濃厚さつまいもチョコレート(ブルボン)商品分析!」
↓ブランチュールFS ホワイトチョコ&ミルクチョコ(ブルボン)
「ブランチュールミニDX」シリーズの大元、「ブランチュール」シリーズの定番ファミリーパック。こちらは個包装の2種ミックスで、同社の定番「アルフォート」シリーズのFSと同じ構成ですね。
他社、他ブランドの競合商品
紅茶やミルクティーと言えば、コーヒーや抹茶のように「このフレーバーが出るとつい買っちゃう!」という層が一定以上いる人気の味。
特に紅茶の中でもミルクティーは、その味わいの深さと万人受けするまろやかで豊かな風味で人気が高いです。男性ではすっきりした後口のレモンティーかな。
特に女性人気が強く、風味の再現も比較的しやすい事から期間限定品のフレーバーとして開発サイドからも人気ですね。(もちろん、お菓子だけでなく紅茶飲料は言わずもがな、たくさんの商品が発売されています。)
〈同ジャンル菓子〉チョコレート菓子
↓ポッキーミディ 恋のレモン(江崎グリコ)
ポッキーミディシリーズ、キリンビバレッジとのコラボ企画第二弾の商品。「午後の紅茶 恋のティーグルト」と一緒に食べるとレアチーズ味に⁈という、企画性あふれるコラボ商品。
〈別ジャンル菓子〉ビスケット
↓午後の紅茶 ミルクティーケーキ(森永製菓)
商品名通り、午後ティーの愛称で親しまれている「午後の紅茶」ブランドの中でも人気のフレーバー「午後ティー ミルクティー」の味を再現したミルクティーケーキ。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★☆☆フレーバー名大きく、好きな人へのアピール◎ |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★☆紅茶らしい味わい、見た目、香り◎ |
総合評価 | ★★★★☆シリーズ限定品の中でも特に味・香りが良い |
芳醇ミルクティーというフレーバー名にある通り、紅茶の風味を楽しめる一品です。
このサイトを始める前からこのシリーズの限定品を楽しんできましたが、特にこの商品は完成度が高いと感じました。
紅茶の香り、味ともにしっかりと表現されていて、食べていて1粒ひと粒から紅茶の濃厚な味わいがぐっと上がってきます。かと言ってしつこいかというと、紅茶の特長でもある爽やかな渋みがあるので後味も良いですね。濃厚かつ後味のキレが良いので、飽きづらいのも重要なポイントです。
ブランチュールの軽い口当たりを残しつつ、紅茶の風味が濃厚で満足度が高いので、総合で★4つです。
紅茶味はコーヒーと比べて、「紅茶だけは絶対無理!」というほど嫌いな人も多い「好き嫌いのはっきり分かれるフレーバー」ですが、紅茶が嫌いでない方は間違いなく楽しめる味ですよ。苦手だけどこのチョコはイケる!という人も少なくないはず。
まとめ
ブルボンのブランチュールはいくつか派生シリーズがありますが、中でもこの「ブランチュールミニDX」はこだわりのフレーバーの限定商品を展開していますね。今回のミルクティーフレーバーは、紅茶の効果で甘さがくどくなく、後味がスッキリしていて食べやすい味になっています。
ブランチュール好きな人はもちろん、紅茶フレーバー好きにはぜひ食べてみてほしいですね。