どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のお菓子は、【期間限定】小枝スペシャリーゼ タルトタタン です!!
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
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基本データ
まずは基本データから。
商品名 | 小枝スペシャリーゼ タルトタタン |
製造者 | 森永製菓株式会社 |
名称 | 準チョコレート |
内容量 | 5本(※標準で1本9.4gなので、1箱約47g入り) |
原材料 | 砂糖、キャラメル(砂糖、加糖ぶどう糖液糖、バター)、カカオマス、植物油脂、りんご加工品、全粉乳、ココアバター/ソルビトール、乳化剤、グリセリン、香料、リンゴ酸、ゲル化剤(ペクチン)、クエン酸、(一部に小麦・乳成分・オレンジ・キウイフルーツ・クルミ・大豆・バナナ・桃・りんごを含む) |
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中) | 小麦・乳・オレンジ・キウイフルーツ・くるみ・大豆・バナナ・もも・りんご |
賞味期限 | |
発売日 | 2019年1月22日(火)~2月末 ※期間限定 |
発売エリア | 全国・全ルート |
価格 | 200円(税別)/216円(税込) |
商品コンセプト・説明 | ・この度新発売の「小枝スペシャリーゼ」シリーズは、<塩バターキャラメル>や<タルトタタン>などスイーツ専門店で売られている特別なスイーツを選定し、小枝ならではの具材とチョコレートのコンビネーションを楽しめる特徴を生かして、濃密な味わいに作り上げました。通常のミルク感のあるチョコレートとサクサク食感の「小枝<ミルク>」とは異なり、具材がたっぷり入ったチョコレートを滑らかな口どけのミルクチョコレートでコーティングし、濃厚チョコレートケーキのような味わいに仕上げています。 ・専門店の味わいが楽しめる「小枝スペシャリーゼ<塩バターキャラメル>」「小枝スペシャリーゼ<タルトタタン>の2品を発売することで、自分へのご褒美チョコとして優雅なひとときを楽しんでいただくとともに、冬季の大人向けチョコレート市場を盛り上げてまいります。 ・甘酸っぱいアップルゼリーと、塩味を聞かせたバターキャラメルが入ったチョコを、華やかな香りのミルクチョコレートで包みました。 ・フランスの伝統菓子「タルトタタン」をイメージしました。(ニュースリリースより) |
備考 | 新発売、期間限定。ターゲット…40代女性。 |
森永製菓の人気チョコレートブランド「小枝」より、「小枝 スペシャリーゼ タルトタタン」が期間限定で新登場。
商品キーワード
新発売、期間限定、森永製菓、小枝、小枝スペシャリーゼ、タルトタタン、りんごゼリー、自分へのご褒美チョコ、スイーツ専門店をイメージ
やはりここで注目すべきは、「タルトタタン」「スイーツ専門店をイメージ」というポイントですね!
総合菓子メーカーである森永製菓のロングセラーチョコレートブランド、「小枝」。パフ入りのサクサクした軽い食感のミニスティック型チョコレートで、気軽に食べれられるお菓子として人気ですね。
そんな小枝ブランドから今回新登場となった派生シリーズが「小枝スペシャリーゼ」です。菓子専門店でプロが手掛けるような特別な菓子をテーマに、「小枝」ブランドの特徴である具材をたっぷりと入れ、通常の小枝よりも特別感を演出したワンランク上の商品に仕上げられています。
さて、今回のフレーバーは「タルトタタン」。あまり日本ではなじみのないお菓子の種類なので、特に男性だと認知度が低いでしょうね。
そもそもタルトタタンとは、フランスの伝統菓子。タタン姉妹の作ったお菓子で、失敗が基となったことでも有名です。オーソドックスなアップルタルトを作ろうとして失敗しそれをリカバリした結果できたもので、そのあまりのおいしさにフランス発のお菓子として国内外で人気になりました。
なので、わかりやすくいうとアップルタルトの一種です。大量のりんごを使いシンプルな材料でじっくりと仕上げる、りんごを贅沢に使い手間暇かけた焼き菓子です。手間と原料費がかかるので、工場で作るような大量生産としては普及しづらく(採算も取りづらい)、コンセプトにもある通り「スイーツ専門店」(洋菓子店やレストランなど)以外で目にしたり口にする機会は少ないですね。
そんな少し珍しいスイーツをテーマにしたワンランク上の本商品、どのような仕上がりか要チェックです!
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | コンビニ(セブンイレブン) |
購入日 | 2018/1/24 |
購入価格 | ¥216(税込) |
備考 | ― |
コンビニ購入ということもあり、ニュースリリースに上がっている通りの価格です。太めとはいえ5本入りでの価格なので、若干の割高感は否めなせんね。
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
明るくポップな「小枝 ミルク」とは一線を画す、スタイリッシュで高級感のあるパッケージ。ゴールド印刷の使われた「小枝」の文字や商品名、キャッチフレーズがリッチな印象です。左半分にタルトタタンのイメージ写真とりんごのイラスト、右半分に商品名と商品実物のイメージを入れた、華やかさとシンプルさを併せ持ったデザインですね。
全体に色味がダークで大人向けをイメージさせます。今風でスタイリッシュですね。
小枝スペシャリーゼ実物やタルトタタンの写真は艶や照りが強調されており、質感が伝わってきて食欲をそそります。
商品のイメージを見ると「小枝スペシャリーゼ」は通常の小枝とはサイズや質感が異なるのがすぐにわかります。おいしそうなタルトタタンの写真と合わせ、通常の小枝を好む人や新商品好きな人を「スペシャリーゼ」も試してみたい気持ちにさせますね。期待感を持たせる魅力的なデザインです。
通常の小枝とは使う素材や見た目、ターゲットが違うことがすぐにわかる明快さがあります。
キャッチフレーズは、「しっとり濃密スイーツショコラ りんごゼリー入り」。このゼリーの部分もパフが入っている通常の小枝とは違うポイントですね。
また、注釈として下の方に小さく「<タルトタタン>の味わいをイメージして作りました。」の文言が入っています。大抵のパッケージには「写真はイメージです」程度の内容やアルコール含量などの注意がかかれるくらちですが、わざわざこう書かれているのはあくまで「タルトタタン風アレンジの、りんごゼリー入り小枝」であり、タルトタタンそのものではありません、という表示なのでしょうね。
↓パッケージ(裏)
左側3分の1ほどに商品説明、残りにパッケージ関連必要事項。
断面のイラストには、「華やかな香りのチョコレート」「りんごゼリー」の文字。その下には、商品コンセプトが書かれています。
↓パッケージ(上下)
パッケージ上下は、表パッケージのイラストからつながっているデザイン。
上は葉付きりんご、下はタルトタタンが、商品名と一緒に描かれています。文字はゴールド、背景色は濃い赤のグラデーションで華やか。
↓パッケージ(側面)
片側にあけくち、もう片側に賞味期限の印字。賞味期限側も、表パッケージからつながったデザイン。
↓栄養成分表示拡大
1本約9.4gで、カロリーは49g。1箱だと47g入りで、カロリーは245g。
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「キャラメル」「りんご加工品」とある部分ですね!
最も多く含まれる原料は「砂糖」、次いでまとめ表記で「キャラメル」、「カカオマス」と続きます。
本格的なタルトタタンはりんごが原材料の多くを占めますが(24センチ型で10個前後など!びっくりするほど大量のりんごを消費)、こちらの商品はあくまでチョコレート。なので、砂糖のほか、カカオマスや油脂を多く含みます。
「りんご加工品」よりも「カカオマス」が多くなっているので、りんごの風味が出つつもキャラメル入りチョコレートの存在感がしっかりありそうです。
このフレーバー「タルトタタン」の要となる原料は「キャラメル」「りんご加工品」「香料」ですね。
ちなみにタルトタタンの基本の材料は、キャラメリゼりんご(りんご、砂糖、バター)と上に被せるタルト生地。とてもシンプルな材料でできていて、じっくりと時間をかけて作られるキャラメリゼが味の決め手です。
この商品では、そのキャラメリゼりんごをチョコレートとして表現するために、チョコレートに「キャラメル」パートを、りんごゼリーに「煮詰めたりんご」パートを、という風に2つに分けているのが特徴。分けずにキャラメルリンゴチョコにすると味がぼやけやすいので、明快な味にするための工夫ですね。その方がそれぞれの味が引き立ちます。
この商品のチョコレートはキャラメル風味のミルクチョコとなっており、バターを含むキャラメルをチョコ生地に練りこんで仕上げてあるようです。
また、タルトタタンは「いわゆるアップルタルト」と上記しましたが、今回の商品ではタルト生地の再現はなし。小枝というチョコレート菓子として表現するのに、タルト生地の再現は不要との判断となったのでしょう。(例えばパフをりんごゼリーと一緒に入れたら、りんごゼリーの魅力をつぶしそうですしね。)
そしてこういったいわゆる「調理系フレーバー」で欠かせないのが香料です。キャラメリゼの香ばしさやりんごのフルーティーな香りを付与することで、より本格的なチョコレートに仕上がります。これが香料なしだと、この「調理感」の表現が困難になるのです…風邪をひいたりして鼻が利かなくなると、日常でも香りの重要性が実感できますね。お菓子作りでもまったく同様で香りは味にも関わる重要な要素です。
添加物は「ソルビトール」以下の7種。そして関係ないですが、原料に含まれるアレルギー、9種ってすごい多いですね。「りんご加工品」が使われているのもあり、フルーツ系のアレルゲンが増えてるのかな。
包装
個包装もチェック。
↓外箱を開けたところ
赤茶色のようなニュアンスカラーのアルミ包装。
↓個包装(表裏)
濃い背景色に白の文字でシリーズ名、メーカーロゴが入ったシンプルな個包装。点線がデザインのアクセント。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
↓包装を開けたところ
通常の小枝よりも太い「小枝スペシャリーゼ」。底が鋲のようなデザインになったスタイリッシュなトレイに5本入り。
↓商品アップ(表裏)
太さがあり、底の部分は平らで1本のパウンドケーキのようなビジュアル。
↓断面(割ってみたところ)
ちょうど断面部分にりんごゼリーが出ず(でもちゃんとゼリー入ってますよ。笑)。微妙に外側にコーティングチョコレートの層があるのがわかる。
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉
通常の「小枝」とは、質感、サイズ、色味のどれも異なり、スティック形状であること以外は別物に感じます。
まるで本物の木の枝を思わせる通常の「小枝」とは異なり、太さ・高さともに大きい台形に近い形状。横や上は波打ったような形で、チョコレートを上掛けしたような印象。
カット断面では(上の写真だと出てこなかったが)ランダムに入った小さめサイズのりんごゼリーが見えます。
よく見ると、内側のちょっと明るい茶色のキャラメル練り込みチョコと、外側コーティング用の少し濃い茶色のミルクチョコとの境目がぼんやりながら見えます。
〈サイズ〉
↓商品実測値(※繰り返し計測なし)
長さ(cm) | 長辺 5.6 | 短辺 1.2 | 高さ 1.1 |
2口サイズのスティック形状。このような形は口を大きく開ける必要がなく手でつまんで食べやすいので、女性から人気ですね。
通常の小枝と比べると、直径がかなり大きめのサイズになっています。
〈香り・食感・味〉
〈香り〉
アップルパイやタルトを思わせる、調理感のある甘いりんごの香りがブワッと強く香ります。チョコレートもモノによって香り付けの強さの差がけっこう大きいですが、これは間違いなく強くつけてありますね。香料多め。(中身を食べ終わっても袋に強い香りが残ってるくらいです)
ややデフォルメされた香りで、りんごのお菓子らしさが出ていますね。特にこのような調理感のあるスイーツ系のチョコレートには、香料は不可欠。まるでタルト生地まであるかのような香ばしさを感じる香りに仕上がっています。
焼き立てのタルトを思わせるりんごや洋酒のような華やかな香りが食欲をそそり、本格感を演出。
〈食感〉
外側はややしっかりした食感でパキッと音を立てて割れ、中のキャラメルチョコはよりソフトな食感でゆっくりと歯が入るような、独特の固さ。
りんごゼリーのぐにぐにとしたような弾力のある食感もあり、チョコレートにイメージしがちな食感とは異なるため意外性があり、面白いですね。
このりんごゼリーはチョコレートの中に入れるため水分が減らしてある、半生菓子の方のゼリーですね(よくある生菓子のゼリーとは水分量や食感が違い、弾力があってグミに近い食感になる)。グミやドライフルーツに比べるとやや粘度があり、歯にくっつくような伸びがあるのも特徴です。
まるでチョコレートケーキのしっとり感があるかのような、独特の食感がチョコレートの商品として食べると新鮮な印象を感じますね。
中に入っているゼリーの食感が特徴でもあり、そして歯にくっつきやすいので苦手な人もいるかなと思われますが、私はそこまで気になりませんでした。「ゼリーたっぷり」のように書かれていますが、そこまで多いという印象はなく、程よく、ですかね。そこまでゴロゴロ入っているような感じはないですが、存在感はあります。
〈味〉
香り、食感、味ともにりんごゼリーの存在感のある、フルーティーさと甘みのある個性的な味わいです。
口に入れる前から強く主張している調理感のあるりんごの香りは、口に入れひと口噛むとさらに香りを増し、キャラメルチョコと合わさって濃厚な味わいを演出します。
先味では実際にはチョコレートの味が強いのですが香りはりんごが強いので、キャラメルチョコとりんごゼリーが同時に口の中に広がるような感覚がありますね。
キャラメルチョコはコクとミルク感がありつつもそこまで風味は強くなく、意外に主張は控えめ。ミルク感と控えめなコクに、外側のコーティングチョコレートの味が合わさり、そこまで甘さを感じさせません。
りんごゼリーは逆に甘酸っぱさとフルーティーさが強く出ており、噛み進めるとどんどん口の中にりんごの風味が広がります。
りんごゼリーはキャラメルチョコ内にランダムに入っていますが、噛んだ瞬間にりんごの甘酸っぱさがはじけるように広がるので味に変化があって良いですね。
キャラメルチョコ自体は甘み一辺倒になりがちなので、りんごの甘酸っぱさが加わることで食べやすくなっています。
チョコレートと半生菓子のゼリーだとチョコレートの方が先に溶けてなくなるので、後味にはりんごゼリーの風味の方が強めに出てきますね。
後味に向かって、濃厚さよりもさっぱりとした爽やかな風味に変化していきます。
食べ終わりにはほんのりキャラメルチョコの甘さとりんごゼリーのしっかりした甘酸っぱさがあり、酸味によって後味のキレは良いです。ダラダラと口に甘みが残らないのでキャラメル系の商品としては爽やかで飽きがこず、次が食べたくなる味です。
食感とともにりんごゼリーが独特さを持つ、個性的なりんご風味のキャラメルチョコレートに仕上がっています。通常の小枝とはサイズも食感も味わいも全く違いますが、これはこれで面白いですね。
りんごゼリーの独特さが強いので好みは人それぞれでしょうが、意外と食べやすい商品に仕上がっています。ターゲットとなっているのは女性40代ですが、フルーティーな味わいを好む人が多い女性全般に好意的に見てもらえるかと思います。
関連商品
小枝派生シリーズとして初登場した「小枝スペシャリーゼ」の第一弾商品で、当ページで紹介の「タルトタタン」と同時発売。
塩を効かせたバターキャラメルとアーモンドが練り込まれている。「タルトタタン」同様、フランスの伝統菓子をイメージした商品。
森永製菓の人気ブランド、小枝の最もオーソドックスな商品。商品名の通り、「木の小枝」のようなビジュアルが特徴のパフ入りミルクチョコレート。
他社、他ブランドの競合商品
「小枝スペシャリーゼ」は、小枝シリーズから派生したワンランク上のチョコレートシリーズ。元の「小枝」がパフ入りスティック形状チョコだったことに由来し、具材入りのスティック型チョコとなっています。
チョコレートはお菓子の分野でも人気が高いジャンル。ロングセラーブランドを持つメーカーからはこのようなワンランク上の大人向けやご褒美チョコの開発が盛んで、競合する商品も増えていますね。
一方フレーバーの「タルトタタン」は、いわゆるりんごスイーツ系のフレーバー。フルーツの爽やかな酸味はチョコレートの苦みや甘みと相性が良いので人気です。しかしチョコレートの分野ではこのようなタルトやパイを再現するものはそこまで多くありません。
複雑な構成のケーキをチョコで再現するのがやや難しく開発費や資材費がかかるほか、ニッチな味なので需要も長期的でないという点もありますね。
特に「タルトタタン味」というのはニッチ中のニッチという感じで、「焼きリンゴ」「アップルタルト」「アップルパイ」「シナモンアップル」など似たタイプのりんごフレーバーはあれど、そうそう他では出てこないでしょう。
〈同ジャンル菓子〉チョコレート
ロッテの人気ブランド「パイの実」シリーズの派生で、風味高い発酵バターを使用してパイ生地を強化したアップルパイフレーバーの商品。2018年8月に発売された期間限定で発売された。
このように元々小麦生地(この商品ではパイ生地)が含まれる商品設計のお菓子だと、チョコレート単体よりも再現しやすい。
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★★★★☆小枝ブランドの派生シリーズなことがわかりやすく、華やかでシックなデザイン◎ |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★★☆☆リンゴゼリーの独特の食感とまろやかな甘酸っぱさで個性的な味のチョコ。 |
総合評価 | ★★★★★☆☆食感が特徴的で、独自性感じる。華やかなパッケージ魅力的。 |
りんごゼリーが独特の食感・味わいを作り出している個性的な一品です。
森永製菓のロングセラーブランド「小枝」のワンランク上の派生シリーズより、期間限定で発売された「小枝スペシャリーゼ タルトタタン」。スイーツ専門店で扱うような手間暇かかるスイーツをイメージし、小枝らしい具材入りのチョコレートに仕上げています。
パッケージも普段のものと比べ大人っぽくシックな印象で、ご褒美チョコにふさわしいデザインです。
今回の「タルトタタン」では、要となるキャラメリゼりんごを「キャラメル練り込みチョコ」と「りんごゼリー」の組み合わせで表現。
ゼリー独特の弾力食感とキャラメルの甘み、りんごの甘酸っぱさ、食欲そそる香りで、調理感のあるりんごチョコレートを再現しています。タルトタタンそのものとはまた少し違う、タルトタタン風味の小枝、といったところでしょうか。
ゼリーが元々歯にくっつきやすいので好みによりますが、このゼリーがあることによってチョコレートだけでは出せない独特はソフト食感を実現しており、個性のある商品に仕上がっています。
やや人を選ぶ食感ながら、濃厚でりんごの風味が立った味わいなので、総合で★5つです。
もはや小枝とは別物じゃないかというほど食感も形もサイズ感も違う商品ですが、それでも華やかなパッケージもあり「小枝」と書かれてると買ってみたくなるものですよね!
実際にタルトタタンを買おうとするとまず売っているお店が都市部以外では探すのが大変なほどで、あとは手作りするしかありません。なので、自分のご褒美としてこの特別なフレーバーのチョコをチョイスするのはアリだと思いますね。
ゼリーの味わいと食感で、独特の世界観を楽しむことができます。バレンタインの気軽なギフトとしても、華やかなので向いているでしょう。
まとめ
森永製菓の期間限定「小枝スペシャリーゼ」。
いつもの小枝とは違う食感やサイズ、リッチ感の個性的な商品でしたね。
2月末頃までの販売なので、気になった方はぜひ早めにお試しを!
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