どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
本日のテーマは、【まとめ】秋シーズンの期間限定お菓子を考察 & 損しない選び方 です!!
今回はこれまでのレビューデータを中心に、秋シーズンの期間限定お菓子についてまとめます。さっそく見ていきましょう。
注・こちらで特に取り上げてご紹介しているのは、「秋の新発売」ではなく、「秋らしいフレーバーの新発売」のお菓子です! お間違えなきよう★
NEW! 内容を一部改定、追記しました!
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秋の定番フレーバーは?
秋の定番フレーバーと言えば、まず「芋栗かぼちゃ」は確実に3つそろって出てくることでしょう。秋定番の味覚と言えば…、と言われて思い浮かぶもの、人によって多少の違いがあるのではないでしょうか。
そこで秋の味覚に関するアンケートがありますので、参考までにそちらを掲載させていただきます。
↓秋の味覚で思い浮かべる食材ランキング(複数回答・上位3つまで・n=1000)※株式会社ドゥ・ハウス様より
これを見ると、一位には秋を代表する魚であるさんまがランクイン。以下、秋に売り場をにぎわす食材が占めますね。ここで、お菓子のフレーバーとなりえるのは「栗、柿、梨、さつまいも」ですね。
私が当ブログでレビューした期間限定品でも、アンケートにあがった人気フレーバーが採用されています(栗、梨、さつまいも)。
季節を感じられるフレーバーとしてその季節の代表的な味覚は採用されますが、やはり認知度の高いフレーバーの方が商品化に向いている事は間違いありません。
自分で買い物しているシーンを想像してみて、棚に大好きな栗の商品があったとしたら「あ、もう栗の季節か!食べたいなぁ。まずはこの栗フレーバーのお菓子でも試してみようかな」という気分にさせるのです。
ここで、期間限定商品にも採用される秋のフレーバーをご紹介します。
- 野菜系秋のフレーバー
- かぼちゃ
- さつまいも
2.フルーツ系秋のフレーバー
- いちじく
- 柿
- シークワーサー
- ぶどう
- マスカット
- みかん
- ゆず
- りんご
いかがでしょう、期間限定品として発売されているのを買った事があるフレーバーもあるのではないでしょうか。
ところでお菓子の分野では上記のアンケートランキングに入っている柿は、実際の期間限定のお菓子にはほとんどありません。栗、さつまいもといった元々手作りのお菓子作りでも向いている素材が多く使われている印象です。
実際、商品開発の最初はどんなに大きなメーカーのお菓子でも手作りから始まります。手元で試作を何度となく繰り返して、商品をブラッシュアップしていくのです。その中で、最初のスタートとしては加工しやすい素材(野菜、フルーツ)を使うのはごく自然な事ですね。
秋限定フレーバーにありがちな味・傾向
この秋のフレーバーでありがちなのが、「甘い一辺倒」「香りが甘ったるい」という2点…つまり「香りも味もめちゃ甘!!」って事ですね。元々のベースになるお菓子(アルフォートなど)も甘い!香りも甘い!素材そのもの(栗など)も甘い!…というわけで甘いづくし!!
栗、さつまいも、かぼちゃ…、と酸味が一切なく甘みの強い食材を採用しているお菓子は、やはり総じてかなり甘い傾向がありますね。
元々の素材が持つ味わいを大きく変えることは難しい(というか意味がない)ですから、その素材に+αして味付けの方向性を持たせることがほとんどです。
方法としては、ラムなどの洋酒を効かせるのが一番オーソドックスなやり方です。焼き芋のように、香ばしさを香料などで表現する場合もありますね。
そして、消費者側で実際に食べる本人がどれくらいの甘さのレベルまでOKなのかによっても、商品の評価が分かれるでしょう。(香料含め)
買うなら注意すべきポイント!
味の濃厚さには基本的に、「どれだけ元の素材がたくさん入っているか」で変わってきます。(例えば、栗なら栗ペーストや栗粉末)
ですので買うときに簡単にチェックするには、パッケージ表や裏のキャッチコピー…ではなく、裏面の原材料表示の表示順位を確認しましょう。この表示順位が早いほど、お菓子に占める割合が多いという事。なので、「砂糖、小麦粉」と書いてあったら、砂糖は小麦粉より多いことになります。
「とってもおいしそうだけど、買うかどうしよう?!」と迷ったら、この方法でざっくりと確認するといいですよ。
香りについては、こればっかりは買ってみないとわからない部分(「香料」としか原材料表示には書かれない)なので…買って実際に試してみるしかありません!
※香料あり・なしで言えば、香料は添加物でそれ自体は味もない物なので、なしの方がユーザーには良心的です。
少しですが、私の口コミ記事も役に立つはず。
私がおすすめする2016年秋の期間限定お菓子
いくつか2016年秋の限定フレーバーのお菓子を実食・記事にした中で、一番のおすすめをご紹介します。※秋らしいフレーバー限定。
2016年秋のおすすめ商品Best 2!
↓第1位 カントリーマアム 焼き栗(不二家)
甘い一辺倒になりがちな栗フレーバーでありながら、上品な甘さにとどめ1人でいくつも食べたくなるバランスの良い味が好感が持てました。
甘味が強い物もそれはそれでおいしいんですが…なんというか、途中で食べる手が止まってしまう(飽きる)んですよね。やはり食べるからには1箱すべて食べきっても「また買おう(リピしたい)」「このシリーズはやっぱりおいしい!」という気持ちになってもらうことが大事だと思うので、その点カントリーマアム 焼き栗は秀逸でした。
↓第2位 パピコ 梨(グリコ)
このサイトを作るきっかけになった記念すべきレビュー第1号の商品。
梨らしいジューシーさとパピコのスムージーのようななめらか&ひんやり食感がベストマッチ! しっかりと果汁も配合され本格的な仕上がりで、梨の味わいがたっぷりと楽しめます。パピコの良さを十二分に発揮した商品だと思います。
…というわけで、ランキングはまさかのBest 2のみ。笑
だってね、正直これ以外は食べた時の感動というか「これだけ表現できるのか!」という驚きもなくリピートしたいような商品がなかったのです。これはお菓子の企画開発をしていた私の、正直な感想です。
この2つは本当におすすめ!
他に私が実際に2016年秋の期間限定で試した秋らしいフレーバーのものは、
- ブランチュールミニDX濃厚さつまいもチョコレート(ブルボン)
- アルフォートFSマロン&ミルクチョコ(ブルボン)
- 小枝 モンブラン(森永製菓)
- その他(他はサイト開設前で記録忘れ…笑)
…私は口コミサイト運営者としては期間限定商品を網羅しているわけでは到底ありませんが(他サイト様では「個人でこんなに買うの⁉︎」と私はびっくりします。笑)、なんとなく各口コミを見ていただけるとなぜこのランキングに入ってこなかったか、わかっていただけるかと。
さて、このランキングの「順位」について。
パピコもカントリーマアムも美味しかったのですが、これから一気に寒くなって秋が深まってくる…という実売時期もあって、冷凍であるパピコよりもカントリーマアムを1位にチョイスしました。(つまり、カントリーマアムの方が気温に関係なく、楽しめる時期がより長い)
これが冬本番!となると暖房をつけたりするので「雪見だいふく」のようなアイスなんかも強い時期になるのですが、いかんせん秋が深まってきたけど暖房はまだ…という半端な時期には「身体が冷えるからアイスキツイなぁ」と敬遠してしまいますよね。
やはり「暖房には少し早いけど寒さが厳しくなってくる」と、冷たい物は身体を冷やすため自然と需要が下がる点がネックになってきますね。身体が冷えない冷凍菓子なんてものが出れば、こんな微妙な時期にも強いお菓子になると思うのですが! (さすがに夢物語かな?笑)
(手作り分野だったら作って即食べることを前提として、「ひんやりアイス×あったか」なダッチベイビーやアフォガードなんかがありますね。出来立ての味わいは感動もので、しかも簡単なのでぜひお試しあれ!)
まとめ
秋の味覚に秋の新商品、季節の変化を売り場からも感じられて楽しいですよね。お菓子の売り場を見ると、本当にわくわくして色々なお菓子が食べたくなるものです。
秋の味覚を使った期間限定お菓子の考察をしてみましたが、いかがでしたか?
この記事では私がおすすめする商品と秋のお菓子フレーバーについて、少しでも参考になれば幸いです。
※2016.09.22 作成なので、今後秋のフレーバーお菓子を試したら「一番のおすすめ商品」は変動するかもしれません!
→2016.11.21 改定!