※こちらの記事は、最新記事「【期間限定】ラミー(ロッテ)商品分析!」の内容更新に伴い移動させた、過去記事です。
こちらのページの情報が、当時のデータを参照する際のご参考になれば幸いです。
最新情報は、こちらの記事にてどうぞ。
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※初回公開:2019/01/26
※更新:2021/01/17(2020年版商品情報追記)
追記情報以外の全情報と写真は、2018年版(2018年秋~2019年春頃まで販売)のものです。
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どーも!食べ研です。元企画開発部員のティーがお送りします。
今日も好き勝手に市販商品を分析していきたいと思います。さっそく見ていきましょう。
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基本データ
まずは基本データから。
商品名 | ラミー |
製造者 | 株式会社 ロッテ |
名称 | チョコレート |
内容量 | 2本入り |
原材料 | 砂糖、全粉乳、ラムレーズン、カカオマス、植物油脂、ココアバター、乳糖、生クリーム、乳糖を主要原料とする食品(卵を含む)、洋酒/ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、酒精、香料 |
原材料中に含まれるアレルギー物質(27品目中) | 卵・乳成分・大豆 |
賞味期限 | |
発売日 | 2018年9月25日(火) |
発売エリア | 全国 |
価格 | 想定小売価格 200円前後(税抜) |
商品コンセプト・説明 | ・みずみずしいラムレーズンとしっとりした生チョコを閉じ込めた香り高いチョコレート。 ・優雅な気分と贅沢なひと時を楽しめます。 ・『ラミー』(1965年発売)は、洋酒チョコのロングセラー商品です。 ・パッケージに洋酒チョコ売上第1位をわかりやすく記載しています。(※インテージSRI 洋酒チョコレート市場 2013年6月~2018年5月累計 ブランド別販売金額) ・自分だけのチョコレートを愉しむことで、ゆったりとリラックスした気分になりたい方にお勧めです。 ・冬期限定で、2月頃までの販売です。(ニュースリリースより) |
備考 | 新発売、期間限定(冬期限定) |
ロッテの人気ブランド「ラミー」が今年も期間限定で新登場。
2020年版は↓のパッケージにデザイン変更になり、3本入りになり、サイズなども変わりました!
味は変わらず、非常に美味しいですよ。味、香り、食感などに関してはこの記事で書いてある内容基本と変わらずです。
商品キーワード
新発売、期間限定(冬期限定)、ロッテ、チョコレート、洋酒チョコレート、ラムレーズン、生チョコ、贅沢、売上第1位、パッケージリニューアル
やはりここで注目すべきは、「洋酒チョコレート」「売上第1位」というポイントですね!
大手総合菓子メーカーであるロッテ。人気のチョコレートブランドを多数抱えるこちらのメーカーの人気チョコレートとして外せないのが、本ページで紹介する「ラミー」です。
1965年に初登場したロングセラーであり、冬チョコ(冬期限定チョコレート)の超定番商品です。日本の洋酒チョコレートとして欠かせない存在となっていますね。
本商品のフレーバーは「ラムレーズン」。チョコレートなどの洋菓子と好相性の洋酒である、ラム酒。このラム酒入りシロップに漬け込み風味づけしたラムレーズンが入った、リッチな洋酒チョコレートです。
毎年シリーズおなじみとなっている赤いパッケージが特徴で売り場でもすぐ見つけられるのですが、2018年版はパッケージに「売上第1位」の文字が入り、より人気度が伺えるものにリニューアルしています。
毎年の冬の定番かつ人気1位の実力、「なぜこんなに人気か?」を深掘りしてみたいと思うので、何度も食べてる方も要チェックです!
(ちなみに、私はこれで今年4箱目のリピーターです。笑 この商品は冬チョコ定番中の定番なのでこれまで記事にしてなかったのですが、やはり書いておきたいと思い…まだ食べたことない人にはぜひ食べてみてほしい!)
製品購入データ
こんな場所で実際に購入しましたよー。
購入店舗 | ドラッグストア |
購入日 | 2018/12/06 |
購入価格 | ¥128(税込138) |
備考 | ― |
大人気の冬期限定商品とあってコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど多くのお店で大量に陳列されていました。
特に2018年版は、前述の「売上1位」の文言を大きく取り上げて特設ポップにも同じく人気商品のバッカスとともに「売上1位、2位!」と大きく掲示され目立っていましたよ。
売上1位というのはかなり売り場でもインパクトがありますね!
製品チェック
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきましょう!
赤紫色の鮮やかなパッケージとお馴染みの「Rummy」のゴールドの文字が特徴の、レトロ感強めなパッケージ。
ラミーと同時発売の「バッカス」の濃い緑と並んでいる様子は非常に目を惹きますね。
ワイングラスに入った洋酒と緑色のブドウのイラストでフレーバーを表現し、その隣に商品のイメージイラスト。(公式サイトを見ると、サイズなどこの商品に適するレーズンを厳選して使用しているのだとか)
毎年の定番期間限定商品ということもあり、このパッケージを見ただけで「もう冬か!」と実感したり(私はそうです。笑)。
やや大きめの文字で「洋酒使用 アルコール分3.7%使用」と書かれており、アルコール入り商品であることがわかります。子どもやアルコールの苦手な人が誤って食べる事がないよう配慮。
2017年版までのデザインから大幅な変更はなく基本イメージは同じ。最も違う点は、上記した通り「洋酒チョコレート市場 売上第1位」のゴールドのリボンシールデザインですね(パッケージによると、「インテージSRI 洋酒チョコレート市場 2013年6月~2018年5月累計 ブランド別販売金額」。※SRIとは、「全国小売店パネル調査」のことで全国の販売店の実売データを基にするので非常に精度が高い)。
「どのお菓子がどれだけ人気か」というのを数値的に知る機会が消費者には非常に少ないので、売上1位という事実を持っているブランド・商品だけが使える強力なカードです。
それから、雪の結晶などの細かいイラストも若干の変更あり。
キャッチフレーズは「ラムレーズンと生チョコをとじ込めました」。ラムレーズン×生チョコの冬にぴったりのリッチテイストチョコであることが伝わります。
これまでのシンプルレトロなデザインはそのままに、リピーターはもちろん、未購入の人も売上データの説得力が加わった事で買ってみたくなりますね(やはりランキング1位の魅力は大きい!)。
↓パッケージ(裏)
表パッケージと同じ濃い赤系の背景色。全体にパッケージ関連必要事項。
一番上の行に黄色の文字で「ファンサイトはじめました!」の文字。実際のファンサイトでは、商品や商品を使ったレシピ紹介などラミーやバッカスに関する情報が掲載されてました。
中心辺りの目立つ青色で表記されたアレルギー表示と、その隣「洋酒使用」も目立つように表記。
↓パッケージ(上下)
上下とも、メーカー名と商品名のみのシンプルな内容。
↓パッケージ(側面)
片側に「冬季限定」の文字、もう片側にメーカー名の記載。
↓栄養成分表示拡大
1本45gあたり、カロリーは237kcal。
大抵の板チョコや紙パッケージ入りのチョコは1箱で50g前後の内容量なので、こちらは2本=90g入りと1箱あたりのボリュームがありますね。
↓原材料表示部分拡大
ここで注目すべきは、原材料に「ラムレーズン」「生クリーム」「洋酒」とある部分ですね!
最も多く含まれる原料は「砂糖」、次いで「全粉乳」、「ラムレーズン」、「カカオマス」と続きます。
砂糖と乳系の原料が最も多くを占めるので苦みはそれほど強くないことが予想できます。近年発売され人気となっている明治の「メルティーキッス くちどけラム&レーズン」はカカオマス含量が多くビター寄りの商品ですが、こちらは逆にスイート寄りと言えますね。ほろ苦さよりも甘みやミルク感が出た、より万人受けしやすい(甘いもの好きな人でも食べやすい)味になります。
また、表示第3位に「ラムレーズン」が来ているので、レーズンの量が多めに入っているのがわかります。
チョコレート生地にはチョコレートの基本材料が使われていますが、乳系の原料が3種類(以上)と複数組み合わせて使われていることがわかります。
特にこのうち「生クリーム」はガナッシュを作るのに重要な素材。これが入る事でミルクのコクや口どけの良さが上がります。「洋酒」も同様に、チョコ生地に練りこむ事でなめらかな食感になります。(ラミーのガナッシュにもおそらく洋酒が使用されてるかと。)
このフレーバー「ラムレーズン」の要となる原料は「ラムレーズン」「洋酒」ですね。
「ラミー」に使われるレーズンは、公式サイトによると品質やサイズの選別を行い、厳選されたレーズンのみを使用している、とのこと。
レーズンに限らず、チョコレートに練り込むタイプの素材…このようなドライフルーツやナッツ、パフなどは味だけでなくサイズ感や食感も非常に重要。それらのバランスが良いものを選別し、製品の品質にばらつきが起きないよう配慮されています。
洋酒はこちらの商品では当然ラム酒を使用。どのような特徴を持つラム酒を使っているかまではわかりませんでしたが、お菓子作りに適しているのは一般的に甘みや風味が強いダークラムなので、こちらをメインに使っているか、もしくはブレンドかな、と思います。
添加物は「ソルビトール」以下の4種。糖類であるソルビトールには保水性と保存性を高める効果が。また、香料で香りを増強しています。
包装
個包装もチェック。
↓外箱を開けたところ
パッケージのあけくちから開くと、銀色の個包装が2つ入っているのが見える。
↓個包装(表裏)
板チョコと同じような個包装2個入り。スティック形状が特徴。
商品実物
実際のお菓子がこちら。
↓包装を開けたところ
板チョコの1片のように割ることができるタイプのチョコが6個、縦に連なった特徴的な形状。
↓商品アップ(表裏)
表には1片ごとに「LOTTE」の文字。
↓断面(割ってみたところ)
カットしてみると、チョコレート部分はシェル層と生チョコ層の二層構造になっている。見え辛いが、レーズンも確認できる。
〈外観(見た目・サイズ)〉
〈見た目〉
板チョコのピースが縦に連なったような、縦長のスティック形状が特徴的です。ほかのチョコレートではあまり見ない形状なので、個性的ですね。
チョコレートの表面はなめらかで艶があり、色味はやや赤みがかった明るい茶色。カカオ分よりもミルクや砂糖の風味がしっかりしてそうな見た目です。
ピース1つ一つに「LOTTE」のメーカーロゴと枠のラインが入っており、シンプル。
ピースの境目から普通の板チョコのように割ることができ、一片ずつ食べることができます。
断面を見ると、ラムレーズンがところどころに。カットしたものではなく丸粒のレーズンが入っているので、存在感がありますね。カットした場所によっては横に3つレーズンが入っている部分もあり、たっぷりと入ったレーズンがリッチな印象です。
外側のシェル層と内側のガナッシュとの境目は比較的はっきりわかります。色味が違うほか、内側はホロっとした感じでソフトなのが見た目にも感じられます。
一見すると普通の板チョコのようですが、やはりレーズンの存在感は見た目にも魅力ですね。
〈サイズ〉
↓商品実測値(※繰り返し計測なし)
長さ(cm)※1ピース分 | 長辺 3.5 | 短辺 2.3 | 高さ 0.9 |
長さ(cm)※レーズン | ー | ー | 高さ 0.6 |
割って食べられる、板チョコタイプ。
一般的な板チョコは全体の厚みが薄く3×4=12ピースですが、こちらは1×6ピースの2本入りで少し変わっています。
厚みがある分3×4や2×6ピースだと割るのが難しくなるので、割りやすいようにこのような形態なのかもしれませんね。
〈香り・食感・味〉
〈香り〉
ミルク感強めの、チョコレートらしさのある甘く濃厚な香りがします。個包装を開けると、洋酒チョコとしては意外なミルクチョコレートの甘さを感じる香りがフワッと香るので、洋酒チョコっぽさをイメージさせません。カカオのほろ苦さは感じさせつつもやさしい印象です。
ほんのりとラム酒のフルーティーな香りもあり(私にはダークラムの香りに感じました)、お酒のツンとした匂いが苦手な人でも好ましく感じるでしょう。
特にチョコレートが好きな人は好むタイプの香りかと思います。
〈食感〉
外側のシェル層・内側の生チョコ層ともに、非常にソフト。口の中でふわっととろけます。生クリームが入っている分、チョコレートのくちどけの良さが際立ってますね。
また、外側のシェル層は冷えた状態だとパキッと音がするくらいに固くなるものが多いのですが、こちらは冷えた状態でも温度変化の影響をあまり受けず固くなりすぎません(低い温度で保管しておくとガチガチに固くなるチョコって多いので…)。
対して、レーズン部分は柔らかさがありつつもシャキシャキとした歯ごたえが楽しめ、食感の対比が効いています。
ソフト食感でくちどけが良いとあっという間に食べ終わり、歯の力もいらないために、ともすると食べ応えがあっさりし過ぎてしまう場合があるのですが、こうして歯ごたえのあるレーズンが入ることで「食べ応えアップ」「食感の対比でそれぞれの味わいをより実感」できる効果があるかと思います。
丸粒のレーズンがチョコレートのどの部分を食べてもしっかりと入っていて、存在感がありますね。たっぷりのレーズンで食べ応えが増し、リッチ感も感じられます。
油脂感もしつこくなく食べ終わりに舌にベタッと張り付く感じないので、食べやすいです。
〈味〉
洋酒の風味が濃厚なラムレーズン入り生チョコレートながら、アルコールの風味にまったくカドのない「甘さ」「ミルク感」「洋酒/カカオの苦み」の一体感が絶妙なチョコレートです。
ひとくち食べると、洋酒とミルクチョコレートの甘い香りが鼻に抜け、カカオと洋酒のほろ苦さ、洋酒のフルーティーで芳醇な味わいがしっかりと出ています。甘みは強めながらも、カカオやアルコールの風味があることで甘ったるく感じません。
食べ進めた際にラムレーズンを噛むと、一気に口にラムレーズンのフルーティーで爽やかな甘みとほろ苦さが広がります。シャキシャキとした食感と相まって、非常に存在感がありますね。良いアクセントになっています。ラムレーズンなので洋酒の風味があり、甘ったるいだけでなく香り高いのでチョコレートの味わいにもより深みが出ますね。
最初はほろ苦さのしっかりとあるアルコール感の強い味ですが、食べ終わりに向かって徐々にまろやかな味に変化し、よりクリーミーな印象になります。
くちどけの良いチョコレート部分が先に食べ終わり、食感がしっかりとしているラムレーズン部分が少し口に残る感じですが、チョコレートの後味があるので〈(レーズンの)残った感〉はそれほど気になりません。
食べ終わると後味は自然に切れ、洋酒でほんのり胃の辺りが温まったような感覚がありますね(※私はアルコール消化力弱いので、強い人はまったく胃の様子は変わらないでしょう)。洋酒に限らずお酒が苦手な人でない限り、問題なく美味しく食べられます。アルコール分を全体で3.7%含有しているので、その点だけ注意です(子どもなど)。
3.7%ものアルコールを含んでいると意識させないほど、甘いチョコレート本体との味の調和が魅力ですね。
アルコールが入ったチョコレートといえば、チョコレートかアルコールのどちらかが引き立て役になったりしてますが(※めっちゃ酒の風味が強くてただただ苦かったり(アルコール強)、ちょこっとラムの香りする程度だったり(チョコ強))、これは非常に両者のバランスが良いです。
ガツンと洋酒の風味がありつつもまろやかでクリーミーな生チョコによって、渋み・苦みのきつさを感じません。洋酒自体もカドのない爽やかな風味のものが使われているかと思います。
「ラミー」はクリーミーで濃厚な生チョコとフルーティーなラムレーズンの味が引き立てあって、非常に奥深い味わいを楽しめますね。
洋酒チョコレートを普段食べない人にも勧めたいチョコレートです。毎年リピート購入してますが、酒・チョコ・ドライフルーツの一体感は非常に満足度が高く、何度も買いたくなる魅力を持つ完成度の高い商品ですね。販売実績やロングセラー商品であり、人気が高いのもうなずけます。
関連商品
ラミー同様、洋酒を素材としたアルコールチョコレートのロングセラー商品。コニャックを使った濃厚な洋酒の風味を楽しめ、冬季限定チョコレートとして毎年秋口に同社「ラミー」とともに全国で販売される、冬の定番チョコレート。
※当サイト上の記事
他社、他ブランドの競合商品
「ラミー」は、ラムレーズンを練り込んだ洋酒チョコ。生チョコで食感やくちどけもよく、リッチタイプの商品。
他社でも人気の冬チョコはありますが、特に近年では「リッチタイプ」「アルコールチョコレート」の商品開発が盛んで、どんどん競合商品が出てきている非常に競争の激しい分野です。
日本に限っては「バレンタインチョコレート」が非常に大きな食イベントとなっているので、高級タイプからスーパーやコンビニで買える気軽なラインまで非常に多くの競合があると言えますね。
一方フレーバーの「ラムレーズン」は、ラム酒シロップに漬け込んだレーズンを使った、洋酒の風味とドライフルーツの味・食感が楽しめる大人向けチョコレート。
ラムレーズンはチョコレートと好相性の人気素材なので、系統の近いライバルが多いフレーバーと言えるでしょう。自然に大人向けになるため、リッチタイプの商品が多いのも特徴です。
〈同ジャンル菓子〉チョコレート
明治の人気冬チョコブランド「メルティーキッス」より、大人向けとして発売されたラム酒入り生チョコ。スティック形状にスタイリッシュで華やかなパッケージデザインで、現代的な商品。
ブラッシュアップにより酒のキツさが軽減され、ビター寄りのきつすぎないラムレーズンチョコに。
当ページで紹介している「ラミー」より後発ながら、似た系統の製品規格。味の系統は、メルティーキッスの方がカカオの苦み強め。
※当サイト上の記事
(独断と偏見による)製品評価
パッケージ評価 | ★★★★★☆☆これまでの基本デザイン+数字の説得力で訴求力◎、レトロ感 強。 |
製品評価(味・香り・食感・見た目) | ★★★★★★☆ロングセラーも納得の一体感のある味・香り・食感。 |
総合評価 | ★★★★★★☆ロングセラーも納得の品質に、「売上1位」のインパクト◎ |
「冬チョコの代表格」として納得の、高品質で万人受けする一品です。
ロッテの冬チョコロングセラーブランドにして、国内各販路で気軽に購入できる、リッチタイプ洋酒チョコの代表格である「ラミー」。
2018年版でパッケージに追加された「洋酒チョコ売上第1位」の言葉からもわかる通り、長年消費者から支持されてきた実力を持つ商品です。
その魅力はなんといっても「フルーティーな洋酒の風味/ラムレーズン」のビターさと、「コクと甘みのある生チョコ」のスイートさの一体感。アルコール含量3.7%と高めの数値でしっかり洋酒の風味がありながら、甘い生チョコの味と綺麗に合わさっています。
市販の洋酒チョコでは苦みや辛味が強く出た物が少なくありませんが、こちらは生チョコ部分の味が甘み強め、かつクリーミーでマイルド。
そのため、「苦いチョコは苦手」という人でも食べやすい、アルコール含量の高さを意識させない味わいで普段甘いチョコを好む人にも合います。
本格洋酒チョコの中でも、チョコと酒との味のバランスが非常に良い甘めの万人受けタイプ。洋酒自体も、フルーティーで苦みが少なくカドがないので、嫌味がないですね。
くちどけの良い生チョコとレーズンの食感の対比もあり、飽きの来ない商品です。
販路や価格面も含め多くの人が気軽に買いやすい、間口の広い商品と言えるでしょう。
パッケージの訴求力とチョコの味の一体感の高さで、総合で★6つです。
超ロングセラーで冬のチョコレート売り場では必ずと言っていいほど売っている本商品ですが、SNSなど見ると「これまで知ってたけど食べてなかった!買ってみたらおいしい!」という声が結構上がっているようです。
存在は知っているけどなんとなくスルーしてきた、という方にも試してみてほしい商品ですね(特に若年層にはラミーのレトロなパッケージが、華やかな他の新商品のインパクトに負けるのもあるかなとは思うけども…!)。
気軽に買えて内容量も多めなので、製品の完成度と合わせ非常に満足度の高い商品です。
まとめ
ロッテの期間限定「ラミー」。
「洋酒チョコ売上第1位」に納得するばかりの商品でしたね。
毎年購入している(私のような)人のほか、意外と「昔から知ってはいるけど買ったことがない」という人も少なくないようです。が、ロングセラーには売れるだけの実力があります!
食べたことがない方にも、一度はぜひ試してみてほしい商品です。
※こちらは「ラミー」2018-2020年版についての過去記事でした!
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